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テーマ:優雅なティータイム(134)
カテゴリ:講座
英国の作家ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」展が
今年2月から3月にかけて静岡市美術館で開催されました。 これは1月に静岡駅の観光案内で貰ったコースターです。 どうぞと言われて1枚貰ってきました。 アリス展に合わせて、浜松在住の奥田実紀さんのセミナーが 静岡市で4月15日にあるはずでしたが、コロナで延期。 7月17日(金)に3ヶ月遅れで実現しました。 コロナ対策でソーシャルディスタンスをふまえて 予定より少ない10人という人数で申し込み順受付でした。 静岡のみーこちゃんが早い時期に申し込んでくれてあり、 参加することができました。みーこちゃん、ありがとう 場所は静岡市西草深町の「ミスカニンハム」という 静岡英和女学院の旧宣教師館です。 ヴォーリズの建築が静岡にあるというのを初めて聞いたのは いつだったでしょうか。見てみたいと思っていました。 重厚なレンガの入口を入ると 昭和25年、ヴォーリズの建てた洋館です。 私、近江八幡でヴォーリズの建築巡りをしましたよ。 京都でも建築をいくつも見て歩きました。 建物にふさわしい素敵なオーナーさんが出て来られて手の消毒。 中に入ると異空間が待っていました♪ ガラスのドアにはお茶会のご案内。 「不思議の国のアリス」の世界です。 奥田実紀さんはフリーライターで作家で編集者さん。 赤毛のアンに関する本やタータンチェック、 その他沢山の著書があります。 実紀先生の著書やアリスに関する本が並べられて 写真を撮るのに忙しいやら目移りするやら(^-^; 写真が多すぎて、全部ここにUPできません(汗) 選ぶのに手間取り日本平ホテルのランチよりUPが遅くなりました。 みーこちゃんと、この席に座りました。 主催は「サロン・ド・テ AI紅茶教室」さんで、 セミナーが始まるとすぐ、美味しそうなウエルカムティー(^^♪ 酸味のあるフルーツティとダージリンです。 ストローには「Drink Me」 実紀先生が作られた詳細な資料を頂き、メモを取りながら お話を聞きました。 作者のルイス・キャロルのこと、ヴィクトリア時代に生まれた 略歴のこと、オックスフォード大学クライスト・チャーチ学寮に 入学し、卒業後、学寮長ヘンリー・リデルの3人の娘たちとの交流。 アリス・リデルのために書かれた手書きの本「アリスの地下の冒険」は 大英図書館に保存されているそうですが、これがレプリカの表紙。 自筆の文字や絵です。 お話の途中で何冊もの本や、実紀先生がオックスフォードで 撮って来られた写真も回覧され、興味深く拝見しました。 ルイス・キャロルは写真も絵も素晴らしい才能があるのですね。 お話に惹き込まれて、もっと聞きたいもっと知りたいと 時間が経つのを忘れましたが、「お茶会」ももちろん楽しみ♪ AIさんが煎れて下さった紅茶はウィッタード社の 「アリスのイングリッシュローズ」でとってもいい匂い。 手作りお菓子は「小さいものづくし」で可愛い~ 「Eat Me」と書かれていますね~。 ショートブレッド、ハートのマカロン、ミニスコーン、 ジャムタルト などなど。 クロテッドクリームとマーマレードが添えられていました。 「フランク・クーパーズ・オックスフォード・マーマレード」 ちょっとクセのある味ですが お味見したら美味しかった^^ 実紀先生がこのお茶会のためにお取り寄せされたものです。 AIさんが煎れて下さったアリスのイングリッシュローズの紅茶、 オックスフォードのマーマレードと、私が食べる寸前のゼリーです。 最後にアイスティーが提供されました。 AIさんはふんわりした優しい雰囲気の方で アリスの世界観を魔法のように表現されました。 ストローがフラミンゴ お持ち帰りされた方もいましたよ。 アリスもフラミンゴを抱えていますね。 どれも全部美味しくいただき、最後にワークショップ。 これは何というものでしょうと 後で実紀先生にお聞きしたら 「バラやハートなど、アリスをイメージさせる 菓子用デコレーションをシュガーにトッピングした アリス風シュガー作り」では?って。(長い!(^^ゞ) ミスカニンハムのオーナーさんと AIさんと 実紀先生に プレゼントのようにいただいた素敵な時間。 今回ここに参加ができたのはホントにラッキーで、 AIさんが「三密を避けるため、申し込みをお断りした方も いらっしゃいます」と最後にご挨拶されたので またお2人の コラボで「アリスのお茶会」のセミナーがあるかも知れませんね! AIさんと実紀先生はマウスシールド着用で、参加者はマスク。 食べたり飲んだりする時はマスクを外して忙しい(笑) 今後はこういうことが当たり前になるのでしょう。 とっても楽しかったし、楽しい時間が過ぎるのが早すぎました。 いろんなアリスの本を見せて貰って、学生時代には読んだけど 大人になってからアリスの本を読んでいなかったので また久しぶりに読みたくなり、今どれにしようか探しています。 帰宅してから実紀先生の「図説 英国ファンタジーの世界」を 広げてみたら、「不思議の国のアリス」「鏡の国のアリス」と ルイス・キャロルのことが12ページに渡って書いてありました。 予習して行けば良かった(^-^; 知らないことを教えて貰い、いくつになっても学ぶ気持ちと 好奇心を持つのは楽しいことだと思った1日でした お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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