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テーマ:奈良(616)
カテゴリ:うましうるわし奈良の旅
奈良旅の計画は2週間前に突然決めたので、誘った私は
「ランチは奈良ホテルのメインダイニングで食べて 夜は柿の葉寿司のお店で食べる」以外はノープランでした 橿原市のキタちゃんに石舞台や明日香村に連れてって貰うと 彼女が行ったり来たりしなくちゃいけなくなるので 2日目は薬師寺に行くことになりました。 「薬師寺周辺にお土産物屋がないから先に買った方がいい」 ってことで 県庁に車を置き「夢風ひろば」へ。 奈良公園傍の道を歩いていたら、あら違う場所に来ちゃった。 「依水園」という庭園と「寧楽美術館」と書いてあります。 道が1本違ったので少しだけ戻ったら、鹿が柿を食べていました。 前日「バンビだ!」と夢中で撮った鹿は 街中のどこにでもいました(笑) 奈良の鹿は神の使いなのですね。 県庁前の交差点も鹿が動かなくて渋滞しても待つのみです。 道を間違えたおかげでこんな趣きのある小路を通りました。 「夢風ひろば」と東大寺前の参道でいろいろお土産を買い 薬師寺へ向かいました。 薬師寺の中門をくぐると目の前に「金堂」。 二重二閣、五間四面、瓦葺という説明。 「堂内の荘厳は美をつくし、燈火がなくても金色に光り輝いた」 と伝えられています。 右にあるのが「東塔」で、修理中でした。 左は「西塔」。 拝観できる共通券を買ったので中を見ることができました。 金堂、西塔、東塔は裳階(もこし)という小さい屋根を つけていて 塔のどちらも六重の塔に見えますが三重の塔で、 佇まいの美しさは「竜宮造り」と呼ばれているのだそうです。 西塔から撮った金堂と東塔。 金堂の後ろは「大講堂」です。 どこをどう撮っても美しいです。 金堂に向かって歩くと ふわりとした秋風で中が見えました。 塔の中も金堂も撮影禁止なのでネット写真より。 国宝「薬師三尊像」。 向かって右が日光菩薩、左が月光菩薩、あわせて薬師三尊です。 続いて「大講堂」へ。 伽藍最大の建造物です。 大講堂の本尊には弥勒三尊像がありました。 その後ろにあるのが「食堂(しきどう)」で平成29年5月落慶。 僧侶が斎食するための建物で ゆっくり中を見てから休憩。 ここまで来ると疲れて休憩したくなります(^-^; 一旦北受付から外に出て「玄奘(げんじょう)三蔵院伽藍」へ。 何とまぁ広いのでしょうね。 ここの「大唐西域壁画殿(だいとうさいいきへきがでん)」は、 平山郁夫画伯が30年の歳月をかけて完成された壁画があります。 薬師寺には9件の国宝と26件の重要文化財がありますが 平山郁夫画伯の壁画も見どころです。 昭和42年・高田好胤管師主(たかだこういんかんす)により 薬師寺の大悲願の復興が「お写教勧進」によって蘇りました。 私の若い時代、高田好胤管師主は実に良くTVにも出演されて いたという記憶があります。 大企業からの破格の寄付を断っての復興になりました。 薬師寺のお説法は修学旅行の生徒にも人気だそうで、 私達も売店でお買い物をしながら耳に入りましたが 面白くて分かりやすくて子供達も大笑いでしたよ。 薬師寺に着いてからここまでで3時間。 暑い中を食事もせず拝観・見学をしてかなりの疲労です。 どこかで食事と思うのですがこういう時には見つからず。 2時半すぎているし ランチタイムの終わった店もあるしね。 どこでもいいんだけど・・・「あっ、ここにしよう!」 奈良公園前のスターバックス。落ち着いた外観です。 木彫りの鹿がお出迎え♪ 中は満席で テラス席でドーナツと珈琲 「奈良の朝ごはん」、しっかり食べたしね。 目の前が奈良公園だけどそんなことより暑かった^^ そして3時20分に席を立ち、JR奈良駅に向かったのでした。 ここまでで歩いた歩数は13,000歩なので 駅の移動を考えると 2日間で27,000歩は歩いていますね。 奈良のお寺の広さは桁違いというか どこもその歴史に 圧倒される思いでした。 薬師寺の朝。 買った絵葉書の写真です。 奈良は穏やかで美しく 歴史の浪漫あふれる街でした。 全部が素晴らしいのです 案内してくれた友達に感謝しつつ、 また行きたいと心から願いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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