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テーマ:紅葉を観に行こう(2086)
カテゴリ:大井川鉄道沿線のお出かけ
寸又峡ハイキングMAPには3つのコースがあります
寸又峡プロムナードコース(約90分) グリーンシャワーロード(約60分) 外森山ハイキングコース(約50分) 寸又峡プロムナードコースのずっと先には前黒法師岳(1943m)、 グリーンシャワーロードのずっと先には朝日岳(1827m)、 プロムナードコースの反対側の先には沢口山(1425m) メインは寸又峡プロムナードコースですが 3つのコースの どれにも赤い字で「急坂」と書かれた部分があるのです(^-^; とにかく荷物を預けて9時半にお宿を出発。 翠紅苑はバス停の前なのですが、プロムナードコース入口から 1番遠い場所にあり 温泉街の上り坂の通りをブラブラ。 道沿いの紅葉も綺麗です。 しばらく歩くとカモシカのモニュメント。 「21世紀に残す日本の自然100選 寸又峡」と書いてあります。 更に歩き、 プロムナード入口まで温泉街の上り坂なのでそこまで500mほど だと思うのですが、写真を撮ったりお店を横目に覗いたりで 上り坂で既に息が切れ、30分もかかっています(^-^; 一般車両通行止めの入口で環境美化募金をしていたので 千円ずつ募金して 先に進みました。 プロムナード入口からテクテク歩き、天子トンネルまでが長い。 そこを過ぎて大間ダム展望所まで1200メートルです。 夢の吊り橋がはるか下に見えています。 展望所からでも遠い。 ここから62メートルの急坂を下ると夢の吊り橋。 橋を渡ると 急坂と304段の急階段を75メートル上がり 平坦な道を戻ってきます。 「足に自信のない方は吊り橋を渡らず飛龍橋までお進み下さい。 吊り橋と渓谷が真下に眺められます」 と書いてあったので 健脚の2人は吊り橋に進みました。 吊り橋は一方通行で戻って来れないんですよ 飛龍橋まで800メートルの森林浴。 高さ70メートルの飛龍橋。 昔は森林鉄道のトロッコ木材を満載して走っていて、 それ以前は大きな吊り橋だったそうです。 飛龍橋からの眺め。 強い日差しと山影でスマホでは綺麗に撮れません。 公式サイトの写真をお借りしました。綺麗ですね(*^_^*) ダム湖の水が何故青いか。 それは「チンダル現象」というものなのです。 わずかな微粒子が溶け込んだ非常に綺麗な水は 微粒子の影響で波長の短い青い光だけが反射され 波長の長い赤い光が吸収されるのがチンダル現象です。 夢の吊り橋で見られる青く美しい水の色は 水質の美しい水に光が差し込むことで起こります。 これも公式サイトより。 夢の吊り橋を渡った友達が撮った写真です(*^_^*) 渡る前。 渡ってから。どちらの写真も美しい! 1度に10人しか渡っちゃいけないので人数を数えながら渡ります。 それで「人の渋滞」があるんですよ(^-^; 一方通行で戻ったりできないのはそのためです。 この日の夕方、静岡ローカルの情報番組を見た友達から 「午後は1時間半待ちだったんだって!」とLINEが来たので 午前中に渡るのがいいと観光協会で教えて貰って良かった! 帰りもまたテクテクと歩き、飛龍橋まで歩いた私達は お宿からの往復5キロでした。 帰りの道で団体のお年寄りが歩いて来られたけど バスの駐車場から展望所まで2キロ近くあるので 往復4キロになり、かなり大変だと思いました。 雨でも降ればかなりキツイです。 私は県外にみんなで旅行したかったのだけど 他の人達が 「大井川鉄道の旅をしたい」「静岡県はコロナ感染者が少ない」 というので「奥大井湖上駅と寸又峡」になりました 娘が「寸又峡?ハードな場所に行くね!」と言ったあとで 「でも川根本町が静岡県で1番安全だけどね」って。 川根本町は人口も少ないけど、コロナワクチン接種が素早く、 しかもコロナ発症以来、感染者は「8人」なのです お宿に戻る途中で11時半になったので「紅竹食堂」という 手打ちそばのお店に入りました。 「渓流そば」が名物らしくてお蕎麦の上にヤマメの唐揚げ、 山菜天ぷら、イナゴの佃煮などいろいろ乗ってるみたいです。 でも私達4人、お腹が空いていなくてかけそばにしました(^-^; 甘めのおつゆで美味しかったですよ。 「寸又峡」といえば我々の年代は「金嬉老事件」がすぐに 頭に浮かびます。 1968年の金嬉老立てこもり事件。報道陣も大騒ぎでしたね。 事件の詳細は覚えていなくてもいまだに 「寸又峡?金嬉老の?」と他県の友人に言われますが 立てこもった旅館はもう廃業してありません。 寸又峡は金嬉老事件の寸又峡ではなく 素晴らしい自然と 人情が残っています 翠紅苑の宿泊客はチェックアウトしても11時半から 入浴できますが 12時40分の路線バスで千頭に戻り、 待ち時間にお土産を買ったり 自販機のコーヒーを駅前のお店の テーブルとベンチをお借りしてのコーヒーブレイク (ドリップコーヒーの買い方がわからず右往左往(^-^;) 帰りは各駅停車でゴトゴト揺られてJR金谷駅に着きました。 貰ったお土産。ありがとう~ 金谷駅で「またね、元気でね、会えて嬉しかった」と 1人ずつぎゅっとハグしながら 泣きそうになりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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