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2021.12.07
カテゴリ：旅行
神戸ポートピアホテルでランチを済ませ
「この下のケーキ屋、美味しいから買ってこか？」 と友達は言うけど 「もうお腹いっぱい！！ 持って来たお土産の中にお菓子もあるし、家にもあるんちゃうの？」 「ある。ジャーマンホームベーカリーのクッキーもある」 それじゃ両親のお墓もある須磨寺に行ってみようか ということになったので、おじさんとおばさんのお墓参りが できることは私には嬉しい。 私達の母親は女学校時代の親友だったというご縁なのです。 須磨寺って全く知らないお寺だったけど紅葉が綺麗だわ～  三重塔のある、ここが撮影スポットかな。  駐車場に車が並んでいたので 「お墓参りの人がこんなに多いの？エレベーターまである！」 と驚いたら ほとんどの人は紅葉狩りだとわかりました。 駐車場から本堂まで下り坂。 ってことは帰りは上り坂になるんだけど(^-^; 途中の紅葉。燃えるような赤！  「これは？あつもり首塚？」 首塚に手を合わせました。  須磨寺は、源平一の谷合戦が行われた時、源氏の大将源義経の 陣地であったと伝えられています。 「源平ゆかりの古刹」として知られ、義経は海と山がせまった 地形を利用し、海側に陣を構えた平家の裏をかき 山から崖を馬で駆け下り逆落としの奇襲をかけ歴史的勝利を あげたのです。 少し歩いて行くと本堂がありました。  本堂前の石段から見た紅葉。  ここを降りて行くと武将の像がありました。  右が熊谷直実。元々平家の武将で源氏に寝返った者だったので 手柄を欲していたのです。 1人だけ波打ち際で逃げ遅れた平家の武者を見つけ 「敵に後ろを見せるは卑怯なり。返せ返せ」と呼びかけ 振り返った若武者は 平清盛の弟・平経盛の子で敦盛でした。 まだ17歳の美少年だったそうです。 敦盛の愛用していた笛「小枝の笛」は、「青葉の笛」とも呼ばれ 指で順番に押していくと、哀しいメロディーが流れます。  のちに熊谷直実は 殺し合わねばならない戦に無常を感じ 法然上人の元で出家をするのです。  友達のご両親は このお寺のロッカー式納骨堂に眠っていて 私は初めてロッカー式の納骨堂というものを見ました。 綺麗な塗りに蒔絵のロッカーで 驚きました。 駐車場から見た景色です。神戸の海も見えます。  奥の院まで階段を上がる元気も時間もなかったので 友達の家に向かいました  ハイカラな神戸で、まさかお寺にお参りして紅葉狩りとは 意外だったけど、とってもいいところでしたよ。 続きます。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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