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テーマ:学び講座(660)
カテゴリ:講座
京都市立堀川高校コミュニティカレッジの特別講座、
今年も受講しました。 会場とZOOMの同時配信の開催予定でしたが 今年度もコロナによりZOOM講座です 日時 2022年3月12日(土)午後2時から4時 場所 京都市立堀川高校 (コロナにより完全オンライン) 演題 光源氏の対極を生きた男ー宇治八の宮 講師 岸本久美子 (岸本さんは高校の同級生で友人です) 「【岸本久美子さんからのメッセージ】 源氏物語という物語を動かしているのは光源氏ではない。 前回は源氏物語第一部を動かした人物「明石入道」を取り上げました。 源氏物語第二部を動かしているのは「柏木」。 そして第三部の宇治物語を動かしているのがこの「八の宮」です。 紫式部は第三部、光源氏死後の世界の物語を書きあぐねていました。 ある時八の宮という人物の着想を得て、初めて宇治物語というドラマの 歯車が回り始めたのです。 今回は、この八の宮がどのような人物だったのか、 そしてその存在がどのように物語に影を落としているのかを 探っていきたいと思います。」 ZOOM講座の前にPDFのテキスト9ページが送信されましたが 源氏物語のダイジェスト版しか読んだことのない私には 八の宮?誰?でした(^-^; ZOOMのアプリが入っていない人のためには 「ZOOMミーティング参加方法」のPDFも添付され 無料講座なのですがとても親切 八の宮のことを知らない私ですが、でも知らなかったからこそ 「どうなるの?」「え、何それ」と興味津々。 テキストはZOOM画面に映し出されながら岸本さんの解説があり 八の宮の年齢ごとに その時代を追ってのお話しで、 「何?この人!出家したいけど、どうしようどうしようと いつも何事につけ、どうしようと優柔不断に悩むの?」 って その度に気の毒になったりイラッとしたり 娘達には宇治の山里を軽々しく出て行くな、笑い者になるなと 言い残すし、かつて栄華を夢見た挙句の挫折で 八の宮は屈辱感が根深い人だったんですね。 岸本さんは 「光源氏と八の宮は 1枚のコインの裏と表であったと いうこともできる」と締めくくられました。 わかりやすい解説で初心者でも楽しめたし こうやって源氏物語を読み聞かせて貰いながら パソコン画面が映し出されるのは更に面白かったです♪ 最後に堀川高校の生徒さんから花束を贈呈された岸本さん。 帯が写っていませんが 今の季節の「椿」の花柄でした。 オンラインだからマスクは要らないと思うんだけど。 高校の時から美形でしたよ 堀川高校コミュニティカレッジではもう長年講演されていて、 コロナでZOOMになったのは去年からでしょうか。 我々団塊世代にはZOOMはなかなかハードルが高いと思いますが 会場に足を運ぶより気軽に参加できます。 それにこちらの画面と音声はOFFにするので 午後の2時間コーヒーを飲んだりおやつを食べたりして 自由なZOOM受講です(^_-)-☆ 来年と言わず またこういう企画があれば是非参加したいね、 と友人と話しました。 知らないことを知るのは楽しいことだし 自分が賢くなったような気分です(笑) どうもありがとうございました お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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