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テーマ:赤毛のアン(148)
カテゴリ:赤毛のアン
バターカップスの中部読書会。テーマは「アンの娘リラ」。
場所は名古屋市の鶴舞図書館会議室で参加は6人でした。 3日は雨だったので、この写真はネットから。 鶴舞駅のすぐ前なんですよ。 鶴舞公園は以前、火野正平さんの「こころ旅」に映り 思わず「あっ!」って叫びました(笑) 「アンの娘リラ」を初めて読んだのは中学生の頃です。 アンがほとんど登場しないシリーズはあまり興味がなくて 2年前に読み返した時、新たな感動がありました。 鶴舞図書館では、会議室の机を向かい合わせに4つ並べて 先ずは持ちよりのお菓子を並べます(^^)v 豊田市の人が持ってきたお煎餅の地図は愛知県の形なのに カナダに見えてしまいました(笑) 「リラ」は第一次世界大戦の戦時中のお話しです。 戦争が始まり終わるまで、いわゆる、銃後を守る女性の立場から 描かれているので今のウクライナ情勢と重なります。 2年前にZOOM読書会のテーマだった時は、 戦争は過去の話しとしてコロナの話題が先行したのですが 今は誰もがウクライナのことを思ってつらい気持ちになります。 登場人物が怪我をしたり、負傷兵となったり、戦死したり・・・ アンは結婚して3人の息子と3人の娘の6人の子供に恵まれます。 息子3人は3人とも志願して戦争に行き、そのうち1人が戦死します。 読みながら、1番泣いてしまうシリーズです。 そんな中で、野心もなく、進学もせず、末っ子で子ども扱い されていたリラは 赤十字少女団を結成したり赤ん坊を引き取ったり 懸命に自分のできることをやり、成長していきます。 同じような決意をアンに告げた時のお手伝いのスーザンの様子が 面白いんですけどね(*^_^*) 悲しいエピソードが沢山あっても 思わず笑ってしまうことも 次々にあるので救われます。 鈴木義治さんの挿絵がある講談社のリラ。 読書会は6人のフリートークが途切れることがありませんでした。 リラが成り行きで、スープ入れに入れて自宅まで運んで来た 生まれたばかりの赤ちゃん・ジムスの、その「スープ入れ」とは何か という話題になった時が1番ざわつきました。 津の「ティーコージー」でスープ入れの写真を撮ってきた人がいて 写真を見て全員納得!! 今度行ったら確認せねば。 1時から4時まで、内容の濃い読書会でした。 各自持参した「アンの娘リラ」の本です。 8月になると原爆記念日、終戦記念日があるので 今年も第二次世界大戦の話題、ドラマ、ドキュメンタリーなど 戦争にちなんだ事柄が次々にTV放送されることでしょうね。 7,8年前、憲法を変えると言い出した政治家がいた時 男孫2人はアメリカにいて まだ小学校低学年でした。 「ボクたち、戦争に行かなきゃいけないの?」 と言った言葉が忘れられません。 「《World War 2》をアメリカの立場で教えられて ちょっとムカついた」と言った上の孫。 彼らは毎朝、合衆国の国旗に向かって忠誠を誓っていたので 小さいながらに複雑だったと思います。 帰国し、今年高校生になった上の孫が 「僕、3年後は成人だよ」と言った時も衝撃でした。 ウクライナだったら18歳になれば国を守るために戦うでしょう。 アンの息子達全員がそうであったように。 母親としてのアンを思い、リラを思い、私の孫達のことも思い 参加者全員、それぞれに思っていることをお喋りして 話題が膨らみ広がり、とっても面白かったです。 最後に私のスマホのセルフタイマーで集合写真を撮る時まで バタバタと賑やかに大騒ぎ(^^♪ 美味しいランチも食べたし(笑)、充実した1日でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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