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テーマ:故郷を紹介する(585)
カテゴリ:山口県
5月15~17日の3日間、山口に帰省しました
なかなか遠いです。 新幹線を新山口駅で下車。単線のJR山口線に乗り換え 2両編成の列車は島根県の益田行きでした。 新山口駅には、高校同級生の広島のY子ちゃんがお出迎え 「私、5月にお墓参りに行くけど 一緒に山口に行かない?」 と誘ったのですが、すぐにOKして 私より更にフットワークのいいY子ちゃんは、前日から来て 中学時代の友達と1泊してました(笑) 湯田温泉駅にはS子ちゃんが迎えに来てくれました。 湯田温泉駅前には白ギツネ。 湯田温泉は白ギツネが傷ついた足を温泉で治したという 「白狐伝説」から「白狐の湯」と言います。 無人駅なのに、列車の待ち時間に利用できる足湯がありますよ。 そのままお墓にお供えするお花を買いにスーパーへ 洞春寺到着。 洞春寺は1572年、毛利元就の菩提寺として創建され 幕末に萩から山口市へ移されました。 山門と観音堂は国指定重要文化財です。 お墓はいつも洞春寺さんが面倒を見て下さっていますが 友達2人も手伝ってくれて お掃除をしてお花を活けました。 手伝ってくれてありがとう コロナで5年ぶりに帰省して 墓参りができました。ホッ 深野住職が用事を済ませて帰って来られた時に お墓掃除をしていたので ご挨拶してお土産も渡せました。 「深野さん、井上馨公のお墓も見学していいですか? 友達2人は知らないと思うので」 「どうぞ。私が案内しましょう」 というわけで、幕末に活躍した長州藩士で 明治政府の重鎮・ 長州ファイブの1人である井上馨公のお墓へ。 大河ドラマ「青天を衝け」で見たけど渋沢栄一の上司でしたよね? まぁ、長州藩はあまり良い描かれ方をしませんけどね(^-^; 井上馨も毎回、金の亡者みたいですから(;^ω^) 侯爵だったんですね。 真ん中が井上馨、右が武子夫人。 この地には、応永11年(1404年)大内盛見が天下泰平、 家内繁盛の祈願所として建立した国清寺がありました。 その国清寺の経蔵の内部にあった 八角輪蔵の中心柱の 礎石が残っていました。 明治~昭和初期の日本画家 兼重暗香(かねしげ あんこう)の お墓はひっそりと。 井上馨家の女中頭のお墓は 主君の墓所の下に主君に向かって 建てられていました。 深野住職が歴史の話しを詳しく説明して下さったので 友人2人は大喜びで 「良かったね~、面白かったね~、 すぐ忘れても(!)為になるお話しだったよねぇ。 何かの時に、あの時聞いたことだ、って思い出すよね」 と感謝していました。 「ここに【水の上窯】ができたのをご存じですか?」 と 次にまた境内を案内して貰いました。 あらま、こんなところに工房が! 「納屋だった場所を住職にお借りしました」 「昔、私が子供だったころ、寺男さんが住んでいた場所かな?」 「え?人が住んでいたんですか?」 「ここじゃないかも知れないけど、寺男さんは住んでたと思います」 そのあと、納屋になっちゃったのかな。 水の上窯の陶芸家さんは舛井岳二さん。 萩焼で修行をされた方のようです。 工房があり、陶芸体験もできるし作品も買うことができるようです。 イケメンさんですよ^^ 緑に囲まれた洞春寺。 工房裏にツリーハウスとブランコがありました。 左上にツリーハウス、見えるかなぁ? 友達2人は ハイジ気分でブランコを漕ぎました 「深野さん、何を目指してるんですか?」 「あはは、コロナで育児院の子供達が遊べる場所を作ろうと思って」 そうなんです。 境内には育児院があるんですよ。 「ヤギもいるんですが、今貸し出し中です。 夏には馬が来ます」 「え?馬?」 「毛利家から馬が来ます」 由緒正しいお家柄の馬じゃないですか すっかりお邪魔してしまいましたが楽しかった♪ 次の場所に向かい、続きます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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