私は犬と関わる仕事をしていますから　わんちゃんとの別れに出会う事は多いんやと思います。

アルばぁちゃん(アルテミス　パグ　女の子　享年18歳半)が亡くなって　10年ほどになりますが　ペットロスからは　抜け出せたかもしれませんが未だに　アルテミス以外のパグ犬は飼う事はできひんままです。流石に18歳半一緒にいたんは長くて　アルテミスから教えてもろたた事も沢山ありました。
悲しいて　ひどい時は　パグ犬を見る事も　子犬をさわる事すらできひん時もありました。

犬に関わる仕事をしてながら　恥ずかしい話です。

飼えへん　飼えへん　言いながら　今は　機会があれば　飼うてしまうかもしれませんけどね。​​​(^^;)

去年は　私のまわりで　亡くなったわんちゃんが　多い年でした。
そして　私の　大好きなブレスも去年の11月末に逝きました。
ブレスはものすごおりこうさんで　おしゃれな女の子でした。
肝臓が悪くなりだしたら　検査の数値は測れへんほど　どんどん悪うなり　それでも頑張って
流動食をたべて　点滴をして　がんばった子でした。

一番最後に病院に行った時　すごく寒い日でした。
ほんまは　点滴に行く日なんやけど　寒いので　行こうか　やめよか　悩んだあげく
もう　行くのはやめようと思てました。

そやけど　ブレスは　しんどい体をおこして　病院へ行く場所に座るんです。
「今日は寒いし　やめといたほうがええよ」
というても・・・。

そうやったらと　私は　毛布でくるんで　ブレスをかかえて　病院へ行きました。

病院の待合室で　
「ブレちゃん　こんな寒いのに　家でぬくぬくしてた方がよかったんちゃうか?
　かあちゃんと　病院に来て　よかったんか? 」
と聞きました。
ブレスは　うれしそうに　私の顔をなめました。
「きたかったんよ。かあちゃん。点滴したらよ～なるし」
そう　ブレスの心の声が聞こえた気ぃがしました。

それは　もう　
私とブレスだけの会話というか・・・。
そんな感じでした。

「そっか　そっか　そやったら　よかったわ。来てよかったなぁ」
「点滴　終わったら　早う帰って　ぬくぬくしよなぁ～」
とブレスと　話ました。

そして　院長先生に点滴をしてもらって帰り　その　あくる日に私の腕の中で亡くなりました。

すごく綺麗なブレスを　綺麗なレースで包んであげたら　ほんまにも～　シンデレラみたいでした。

そんな事が　未だに　忘れられなくて　私は　時々　号泣してしまいます。

ブレス　49日です。(和尚さんのお話)​

にも　書いた事がありますが　和尚さんの49日かけて　病気のところをお釈迦様に治してもらえる
そして　元気な子に戻れるという　そんな　お話を私は　信じています。

年末にブレスは私の夢枕にやってきました。
アルばぁちゃんと一緒で　うれしそうな顔でこっちをみていました。
夢の中で私は　「あぁ～　そうなんや～　アルばぁちゃんと　会えたんやね。それはよかったなぁ。」
と思いました。
納得できたような　そんな　気持ちには　なるんやけれど　何かのはずみに悲しくなる
そんな　日々をまだ過ごしています。

こうして　書けるようになったのは　少しペットロスから抜け出せてきたのかもしれません。

ブログのタイトルから　随分　話がそれてしもたけれど・・・。

わんちゃんをなくされた　ご家族の方が　
「悲しいて　悲しいて　しょうがなくて　泣いてばっかり　いるんやけど　こんなんで
ええんやろか。家の者は　泣いてばっかしいたらあかんって　言うんやけど・・・」
って　泣いて　うちに来はる事があります。

「泣いても　ええんです。いっぱい　思い出して　いっぱいお話して　いっぱい　泣いてあげてください。ため込んでしもたら　あかんのですよ。私も　よく思い出しては　泣きますよ。
今やっと　泣かんとアルテミスの思い出話ができるようになりましたよ。
ブレスの事は　まだまだ　あきませんけどね。(苦笑)」と・・・。

私と関わって旅立ったわんちゃんたちは　みんな　可愛いわんちゃんばかりです。
ご家族の方と　トリミング中の思い出をお話して　泣いて　笑って。。。
　
中には　私と会うと　思い出して泣いてしまうと言われる方は　お見かけしたら　そ～っと
会釈したりして　(苦笑)　
それでも　次に　会うた時に少しでも　ペットロスから抜けて　はりますようにと思います。

そやから　今　わんちゃんや猫ちゃん　他にもいろんな別れがあってしもて
落ち込んで　泣いて　しもてる人があったら　

泣いても　ええんよ。
いっぱい　思い出して　いっぱいお話して　泣いてあげてください。

涙は　その子たちを　愛したしるし　やからね。

ペットロスから　抜け出そと　思て　頑張らんでええんです。
焦らんと　無理をせんと　ゆっくりと　ペットロスから抜け出してください。

私も　そうして　ペットロスから　抜け出そうと思います。



ほな　また・・・ね。




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