【物干し場の足場板張替え】足場板の設計
今回は、物干しの足場板の設計です。日曜大工といえども、まずは図面ありきです。今回の設計作業には、新しくライセンスを入手した『簡単木工作図ソフト「もでりん V2」』を使用しました。対象製品(ソーガイドなど)を購入すると、同ソフトの使用ライセンスが付帯してきます。【のこぎりガイド+専用のこぎり】ソーガイド・エフ(ゲージ付) 30102 直角切断・左右45°角度フリー・前後傾斜45°角度フリー ライフソー9寸目265本体 30002 セット (1)採寸 巻尺などで物干し場の採寸を行います。また、物干し場を水準器で測ると、僅かに外側向きに傾斜があったため、足場板自身に水勾配は付けない事にしました。(2)設計方針-材料- 以前は、足場板にプラスチック樹脂製の板材が使われていました。しかし、味気がないので木材にしたいと思います。 水に強い桧にしたかったのですが、結構値段が高かったので、杉にしました。しかし、この段階で偶然に竹フローリングを安価にオークションで入手できたため、足場の板材を竹集成材に、角材を無垢の杉に決定しました。屋内用の竹集成材が、雨曝しの屋外でどの程度耐えるかは賭けです。【送料無料】【代引無料】最高級エコ建材3,980円/平米(税別)100%天然無垢孟宗竹フローリング1箱24枚入り2.2118平米約1.34畳施工できます100%天然竹フローリング縦積層ブラウン(ライト)(箱)土佐すぎ無垢垂木材 2950×36×45ミリ -構造- 以前は、3mの板を数枚並べて固定してありました。しかし、物干し場下のトタン屋根を塗り替えたりする時のメンテナンス性に劣るので、取り外し可能なスノコ状としました。サイズは、風で飛ばずに大人が持ち運べるよう、長さ1m角程度のものを3枚並べることとしました。-木材用塗料- ウッドデッキ用の塗料で調査をしていたところ、無公害木材防護保持「ウッドロングエコ」なる商品を見つけました。木材を腐りにくくし、塗り替えも不要とのこと。本当に塗り替えが不要ならば、かなりお得なので、今回はこの商品に賭けてみることにしました。ウッドロングエコ(無公害木材防護保持剤)20グラム/3.8リットル用-木材の結合方法- 木材同士の結合には、結束力の弱い「釘」 は見送り、結束力が釘の3~5倍ある「ねじ」を採用します。また、防食(防錆)性を考慮し、ステンレススチール製の「コーススレッド」としました。一方、作業性にも考慮し、下穴あけ作業が不要とできる、セルフ・ドリル機能を有したものとしました(※今回は200本ほど必要)。【作業性抜群!SUS410製軸細木用ねじ】410ステンレスタピックススリム【小箱】【1箱】 (3)設計・製図 採寸データと設計方針、市販木材の寸法と価格を検討しながら、ソフト上で作図を繰り返しました。 [設計が完了した物干し場の足場板] 「もでりん」は、木材の原寸と単価を入力設定でき、「木取り図」の印刷時に木材積算表を自動作成してくれるという、ありがたい機能があります。[足場板の木取り図] 寸法図も作成できます。ただし、寸法と材料が連動しないため、本図を修正すると、寸法線はずれてしまい、こちらも修正が必要となるのが残念です。 [足場板の寸法図](4)注文 以上で設計・積算が完了したので、材料を注文して完了です。納品を待ちます。(つづく)