The challenge to a dream

今月末で終わる仕事の打ち上げがあり、一緒に仕事をしている人達と飲みに行きました。

一次会が終わってから、何人か次のお店に行くために残ったメンバーがいましたが、
その中に、前に何度か日記に書いていた私の苦手な人がいました。
翌日用事もあるし、私も24時を過ぎていたので、帰ろうかと思っていましたが
その人と最後に少し話しをして、
「今までずっと私に対して厳しいことを言ってきたことをずっと謝りたかった」
ということを言われました。

お酒も入っていたので、ほんとうは･･･ほんとうは、
まったく泣くつもりなんてなかったのに･･･号泣してしまいました。
私も自分でここまで泣くなんて思ってもなかったので、
今思い出しても自分でもびっくりするぐらいずっと泣いていました。

今までずっと「泣いたらだめだ」と思って我慢してきたのに、
まさか、しかも突然！　そんなことを言われるなんて思っていなかったので
今回ばかりは我慢しきれなかったんだと思います。

それから色々と話しました。
私は自分が仕事ができないからあんなに言われるんだと思ったし、
私のことを考えて言ってくれてるってことがすごい伝わってきたから、
単純に嫌うに嫌えなかった。
ただ言われるのが辛くて泣きたかったんじゃなくて、
何度も言われているのに全然成長できていないんじゃないかって思って、
このままだと悔しくて泣きたかった。

約２年半、今の仕事を続けてきて、
最近では本当に自分のことがだめだとしか思えなくて、
これから本当に仕事を続けていって成長できるのかずっと考えていた。
これからのことが不安だったし、心配だった。
でもその人と話していたら、
「成長はしてないけど変化はしたと思う。
　色々言ったけど、今までやってこれたからこれからも大丈夫。
　心配しなくてもいいよ」
と言ってくれました。

「今まで何かと言ってきたけど、別にやってきたことは間違っていないし、
　今までやってきたことは自分が本当にやったことなんだから自身を持ってもいいんだよ。」

「とにかく自信を持って」

まさか最後にここまで話す機会が巡ってくるなんて思っていなかったから、
このままずっとどうにもならないまま別れると思っていた。

でも今回話す機会に恵まれて、気持ちをぶつけてみたら、
胸につっかえていた何かが取れた気がして、すごい気持ちが楽になった。
今まで何かあったはずなのに、『すーっ』とどこかにいってしまったみたい。
最後の最後に苦しめられていた人に助けられた気がする。

その人だけでなく、他の人も形は違うけど、
私のことを考えて今までやってくれていたことも分かり、
直接何かしてくれるわけではなかったけど、
実は私の知らないところで色々と手をまわしてくれていたんだな。
ただ、それをどのようにやるかという過程がそれぞれ違っていたから
問題になっていたみたいだけど。

オフレコ話の中で分かったことだから、その人達には直接はお礼の言葉は言えないけど、
心の中で感謝しています。
感謝をこれからの行動で伝えられるようにがんばります。