『無関心が招いた悲劇』
なんだか火曜サスペンス劇場のようなタイトルになってしまいましたね(笑)昨日の日記では、最近マンション管理について、管理組合の関心が高まってきているというお話をしました。 しかしその一方では、こんな事件もあります。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050830-00000010-khk-tohこの理事長は、2004,2005年度の管理費や修繕積立金など約3,500万円を私的に流用していたようです。3,500万円ですよ!??確かに、この理事長は救いようがありません。しかし、この事件は住人のマンション管理に対しての無関心さが引き起こしたものだとも言えると思います。ワンマン理事長に管理運営を任せきりにして、他の住人は我関せず。そりゃ理事長のやりたい放題なわけです。そして事件が発覚してから慌てて、やれ責任追及だ!やれ管理体制の見直しだ!と言ったところで後の祭りです。適正なマンション管理というのは、住人全員の協力がなければ決して実現しません。理事長や管理会社に任せるにしても、それをチェックする機関が必ず必要なわけで、それが住人の皆さんの本来の役目なんです。住人がその役目を 果たさないのであれば、お金を使って外部から専門機関を呼び、チェックさせるべきです。 "汗も流さない" "お金も使わない"これでは、適正マンション管理の実現は不可能です。 管理費等の横領事件は、後を絶ちません。長年理事長が変わらず、ワンマンで管理運営を行っているようなマンションは要注意です。心当たりのあるマンション住人の皆さんは、一度ご自身のマンションを自分達の目でチェックしてみて下さい。それがボクの常々言う"自覚管理"への第一歩です。*****************************************************『谷口法務コンサルタント』では、マンション問題についてのセミナー(相談会)を行っております。 ・管理費の削減について ・大規模修繕工事について ・あらゆるマンショントラブルについて (ペット問題、騒音問題、駐車場・駐輪場問題 etc) ・管理会社の変更について ・管理財産(管理費・修繕積立金)の資産運用についてお申込みはこちらから⇒