つらいこと
いきなりマイナスなタイトルですが、最近つらいことがありました。それは、友達がつらい状況にいるのに、そこから抜け出そうとしないからです。「ずっと眠っていたいし、夢を見ていたい・・」これが彼女の言葉。確かに、人生裏切られたり、信用できなくなる時もあるけれど、「捨てたものでもない」というフレーズがあるように悪いことばかりではないはずなんです。本人は自分の甘さや、行動を起こすことの必要性を頭ではわかっていても、決心できない。このままでもいいとさえ思う部分があるらしい。きっと、そこからの脱出にはパワーと痛みが避けられないことをわかっているからだと思う。例えて言うなら、今のどんよりした空気の中で、いつ雨が降り出すかわからない状況を心配して、ひっそりと木の陰に身をひそめている。たとえ楽しくなくとも、安全でそれが人生なのだと思っているのだ。飛び出してみた時の開放感、雨に備える苦労と努力、何とか雨をしのげた時の喜び、そして晴れわたった時の感謝と喜びを知ろうともしないで。「私が眠っている森は深い」と彼女が言う。私にしてあげられることは無いに等しいけれど、どうか、彼女が眠りからさめたいと、せめて希望が持てるように、彼女との関係を続けていきたいと思う。どうか、その思う力が届きますように!