ALWAYS 三丁目の夕日
正月はいつも母と映画を観に行く。いつもなかなか時間を共有できないので、親孝行と思って。うちの母は怪獣ものが好きで、ほんとはゴジラが観たかったに違いないが、姉の独断で、「ALWEAYS 三丁目の夕日」を観に行った。姉は実は前にも観ていて、とてもよかったので母にみせてあげたかったのだ。なかなか邦画を観ない私もこれは良かった!「キューポラのある街」と同じ時代だと思うけれど、あの男気の塊のような「お父さん」が良い!口は悪いけれど、力強く、頼れるお父さん。そして、それをけなげに支える「お母さん」そして、苦労もする「子供」みんなが一生懸命生きていた時代だと思う。それぞれが苦労し、大変だけれど、希望を持ち、小さな心の温かさや愛情で人が救われている。そして、物質的に恵まれている現代が血の通っていない味気ないものにさえ見えてくる。総じて、人はやはり、家族や愛するものがいるからこそ幸せをつかんでいくのだと思った。笑いもし、涙もするイイ映画だった!