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テーマ:介護・看護・喪失(5321)
カテゴリ:本・記事より
こんにちは。 昨日は冷たい雨のお彼岸でしたね 今日のお題は、 2006年~2015年の間に月刊誌『ゆうゆう』に掲載された記事を中心に 編集・取材を加えた新刊で「悲しみの処方箋」を紹介します 『ゆうゆう』の読者層は50歳代になります
髙木慶子先生が書かれている 本当に辛くてしかたない時は 何にも出来なくても良いし ただその日を生きるだけでいいということ 髙木先生の講演は 数年前JR西日本あんしん財団主催 いのちのセミナーで傾聴しました 東日本震災後の講演会では 被災者の声を傾聴され その時の様子を紹介してくださいました 「何も言葉が出ませんでした。 かける言葉が思い浮かばなかった。 どうして?と悲嘆にくれている方に 黙って頷き、手を握る しかなかった。 そして今日一日を生きることだけを考えてほしい」と伝えました。 「そうなんです。 7人家族で一人だけ生き残った方を どう励ますかなんて 誰もわからないし、ただ祈るしかなかった」と話されました 私も息子が亡くなり今年の初夏で12年 その年月を思い 「よく頑張って生きてきたものだ」と思います そしてグリーフケアに出会わなければ セルフケア出来ていなかったとも思います 前向き・乗り越える 時には耳を塞ぎたくなります それでもいいんです 聞きたくないときは聞かずとも 見たくなければ見ずとも 会いたくなければ合わずとも 自分の心の声を大事にしていけば 感謝できる人間になり メッセージが聞こえることもあるかもしれません お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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