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カテゴリ:本の感想 作家別-あ行
2巻位をピークに 巻を重ねるごとにトーンダウン気味の今作 こちらも購買意欲がトーンダウンで いまごろ 古本屋で購入 今回のお話は 嬉しめでたし 初詣ということで 主人公 歩 が 転校してきて 「チーム ロミジュリ」の綿々とつるみだしてから 一年半を廻ったこと いつものように 秋山が 歩に 絡むというより じゃれついてきて 歩が それをかわそうとしながら 気がつけば 漫才の 片棒を担がされて ほんわかお話がすすみますが どうも 私は二人のじゃれつき漫才が ツボではなく あまり興がのってこないのが難点でした。 そして、BLネタ(あくまでもネタだけど) で ひっぱるのは いいかげん 疲れるな~と 読者が勝手に「仲いいね~」と想像するのは いくらでも OKですが 本編で 妄想ネタで ずっと引っ張られると 興がさめてしまいます。ページ稼ぎにしか おもえなくなってしまう、、 NO.6 の方は どんなにラブラブでも ばっちりなんだけど、、、、、 それでも 父と姉を交通事故で失い あるとき 人と表面上あわせるということに疲れ果て 引きこもりの時期を過ごしてきた 歩の 今、友達といることの 暖かさ、豊かさ、嬉しさ、 その気持ちを噛み締めている描写は 見事 思春期の気持ちの鋭敏さや もろさ 明晰さ そのなかで 変わらない大切にしたいものを 追い求める姿の純粋さには こちらまで ほろっと 涙ぐんできます。 って いうか 私 うっかり教え子に (高一男子)に 一巻貸してしまったんですが~ その後 どうしましょっ 中学三年生の冬休み─。除夜の鐘を聞きながら「煩悩」について思いをはせる瀬田歩のもとに、「ぼくの煩悩を二・五倍ぐらいの数値に跳ね上げ」ている元凶・秋本貴史が迎えにくる。元二年三組の仲間たちと一緒に初詣に向かう歩。いつものようにボケあい、ツッコミあいしながら歩いているうちに…。涙と笑いの大人気青春ストーリー、卒業に向けていよいよ物語も佳境に。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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