|
カテゴリ:本の感想 作家別-ま行
捻挫を理由に おおざっぱな大掃除?に切り替えて
いち早く落ち着いた昨日 (築12年目にしてバリアフリーの手すりのありがたみ認識!) すべりこみで一冊読みました! 目標の60冊にはとおくおよばず これでやっと41冊 (3~5月は さすがにほとんど本が手にできなかった、、) 41冊中レビュー書けたのは はたして何冊だったのか タイトルにBook Cafeとつけているのに、、 来年は ちゃんと 書こうっと! と 年末のご挨拶は のちほどに (義母を囲んでの年越しdinner の後で) かけこみレビューを シリーズ化決定の勢いで売れまくっているらしい ビブリア古書堂の事件手帖(2) 興味深くは読めた 一巻の最後 なんとも後味の悪い 無意識 あるいは無邪気ともいえる かすかな毒をふくんだ 栞子さんの姿に 2巻目を手に取ることが ためらわれたのですが 二巻では 主人公の大輔 が そういった一筋縄で いかない 彼女の無意識の黒さも ふまえて より一層 彼女のことを異性と意識しているのが 登場人物達の 人間的な幅をふくらませて 物語に面白みが増しました。 題材となる本の話題も 私は読んでいない本ばかりでしたが、 時計仕掛けのオレンジ 坂口安吾の妻のエッセイ 司馬遼太郎の話 ”足塚不二雄”作の漫画など 作家も、著作も どこかで聞き知っていたような 話題が 読む勢いに弾みをつけていきました。 一巻では 入院中で安楽椅子探偵だった栞子さんが 退院して 杖をつきながらも行動範囲が広がった分 古書をめぐる謎も 前巻での閉鎖性満載だったのが もう少し 日常的な謎へと変化していったのが 逆に 小説としてのふくらみを感じさせ 次の巻の出版がとっても楽しみになりました。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[本の感想 作家別-ま行] カテゴリの最新記事
|
|