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カテゴリ:本の感想 作家別-あ行
小野不由美作 ゴーストハントリライト版 最終巻
オリジナル版感想は こちら ついに眉目秀麗、頭脳明晰、そ・し・て傲岸不遜な SPR研究所の所長様ナルの正体が明かされます! とは言っても その前にゴーストハントの依頼がお約束のように 舞い込みますが 今回は依頼人がたち悪過ぎる! さしたる情報のないまま 怪異現象がおきているという廃校を 訪ねたSPRのメンバーの運命やいかに、、、 この事件は悪意を発端としないゆえか とっても恐ろしく そしてせつなすぎました。 よかれと思ってやっていることが とてつもない心の闇を広げて行く、、 次から次へとメンバーが消えてしまう中 麻衣の孤軍奮闘のおかげでなんとか解決 そしてもうひとつ これまでナルが仕事と称して 日本中を歩き廻って調べていた”こと”も 白日の下に! ナルの正体とSPR開設の真の理由 そこに至るまでの過程は随分と改稿されていました。 主人公麻衣に華をもたせた形になったのは まあ しょうがないかな? 決してハッピーエンドではないのですが せつないなかにも後味が悪くないのは 別れはあっても 自分から手を伸ばして 縁を紡ごうとする自由はあるという 麻衣の告白が潔かったからでしょう
能登の事件の後、東京への帰路についた一行は、道に迷ってダム湖判のキャンプ場にたどり着いてしまう。ナルの突然のSPR解散宣言に戸惑う麻衣たちは、急遽、湖畔のバンガローに滞在することに。そこへ舞い込んだ、幽霊が出るという廃校になった小学校の調査依頼には、恐るべき罠が仕掛けられていた??。すべての謎が明らかにされる最終巻。驚愕の真実とは!? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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