カテゴリ:つれづれ
事務所登録の更新のため、5年に一度受けなければいけない指定講習会に参加。名古屋市公会堂で一日カンヅメ。
堀尾先生、香川先生、青木先生、肥田先生、「家族を大切にする建築士の会」で一緒の建築士さんがいっぱいいました。みんな事務所開設後10年~15年経つってことですね。日進の山口先生にもお会いしました。 さて講習会ですが、建築士の置かれている状況の厳しさばかり感じる内容で、倫理観の再考やら義務の拡大やら法律の改正やら建築紛争やら・・重たいテーマばかりで疲れてしまいました。 昨年平成18年の6月に改正された「建築士法」では、第2条に「第2条の2」が追加されました。 建築士法 第2条の2[職責] 建築士は、常に品位を保持し、業務に関する法令及び実務に精通して、建築物の質の向上に寄与するように、公正かつ誠実にその業務を行なわなければならない。 この一文が追加された意味は分かるのですが、これで何かが変わるわけではなくて、やはり法律の改正以上に私達建築士が世の中に求められている職責を自覚して実行することが一番大事ですね。つくづくそう思います。 で、そのためにどうすべきか、と言う具体的な内容として義務が多くなっているわけなんだけど、報酬が伴わない、と言う建築士は多いと思います。ここら辺も、自分がしっかりした仕事をやって、そのことを自信を持って訴えていくことと同時にやらなければ難しいことでしょうね。 ウチの事務所は今はかろうじてお客様から直接報酬を頂いての仕事ばかりなのでぎりぎりの報酬でも一生懸命やろうと思えるけど、もし無理解な工務店さんから10万円で役所に書類出してきて!なんてのをやっている事務所さんがいたら、もう倫理も何も無いよねえ・・・。お互い。 そうやって出来ている建売りを「買う」くらいなら、信用の有る地元の工務店さんにお願いするとか、建築設計事務所に依頼するとかしたほうがいいです。直接お客様と接した人が建てた家は倫理観を捨てずに付き合ってくれている可能性が高いですもんね。 なんか変な話になってしまいました。人のことはともかく建築士の倫理観の話でしたね。私も精進します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年02月12日 14時04分02秒
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