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ひつじの日常

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2007年11月11日
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カテゴリ:つれづれ
 地元の中日ドラゴンズの福留選手がFA宣言をしました。恐らく他球団に行くんでしょうが、残念です(泣)。

 中日ドラゴンズに入りたくて逆指名までして入団したのだからずーっと中日で活躍して欲しかったな、と思うけど、大リーグで活躍する福留選手も応援してみたい気もする。

 もし大リーグに行くのなら、走攻守で一流のスタープレイヤーになって欲しいですね。きっと福留選手なら大活躍間違いなし!と考えれば、まだ決まっていないのにワクワクしてしまいます。う~ん・・複雑な心境・・・。

 ところで、福留選手はまず所属する中日ドラゴンズと交渉をしていて、その推定金額がマスコミによって報道されています。asahi.comによると3億8500万円での単年契約または総額17億円の4年契約と言うものだそうです。

 プロ野球選手が所属球団と交渉をすると、そのたびに関係者の発言から推測されるおおよぞの金額がマスコミにリリースされ、推定金額として世に出ます。

 福留選手の場合も、先のasahi.comでの報道以外に、日刊スポーツの取材では単年5億円、4年24億円とasahi.comとは違う推定金額を掲載しています。

 どちらが本当かは分かりませんが、今後福留選手を獲得する気のある球団はこの金額を参考にすることは間違いありません。そして、後から交渉する球団のほうが福留選手を獲得するために、報道されている金額より高い金額を提示するはずです。

 スポーツの世界ではこういったことが許されるのでしょうが、これでは先に交渉した球団が不利に決まっています。その金額で福留選手を満足させられなかった球団側の失敗とも考えられますが、この勝負は(実力のある選手に限りますが)交渉後にFA宣言した選手が必ず得をします。

 FA宣言をしてから所属球団を含めた獲得意思のある全球団に金額を提示させるなら、まだフェアですが、プロ野球のように金額や契約条件が推定の形でも表に出る業界で「交渉」→「推定金額報道」→「他球団との交渉」という形を取ると絶対に後から参加する球団が有利ですよね。

 FA資格はプロ野球選手が長い交渉の末に球団側から勝ち取った権利なので行使するのは当然ですが、入札は公平に行なうべきじゃないかな。

 選手はいつも「誠意を見たい」と言って所属球団に金額を提示させては、「他の評価も聞きたい」と後からFA宣言をしますが、これは「誠意」とはかけ離れた行動に思えます。

 住宅に当てはめると、A社に対して「誠意を見せて欲しい」と言って見積もりを作らせた後、その見積もりを持ってB工務店やCホームに「いくらで建ててくれるの?」と聞いて回るようなものです。

 これではA社はたまりません。後から見積もりを提示するB工務店やCホームは絶対にA社より安い見積もりを作るに決まっているからです。

 この時、安い見積もりを出してきたB工務店やCホームに比べてA社は「誠意」が無いのでしょうか?いったい誠意は何で推し量れば良いのでしょう?

 選手の権利、消費者の権利、建て主の権利は行使すれば良いのですが、ただ一方的に権利主張するのでは良い結果は得られません。相手に誠意ある対応を求める時、求める側もそれにふさわしい態度でのぞんで欲しいと思います。

 住宅でなら、金額だけで決めるのであれば複数の工事会社に同時に入札をして、フェアな条件で見積もりを作成してもらえば、緊張感を持って金額を提示してくるでしょう。そうして出した金額に暴利は含まれていないと思います。

 金額じゃないんだ、誠意なんだ、と言うなら一社に絞った上で、どこでその誠意を示して欲しいのかをはっきり伝えるべきです。まず一社に絞ったことで建て主の誠意は示せるでしょうし、工事会社もその誠意に応えるべく人間関係に気を使ってくれるでしょう。

 プロスポーツの世界と一般の人がプロに依頼する住宅は違うでしょうが、どちらの世界も権利の主張だけでは後味の悪い結果になることは間違いないと思います。

 中日スポーツの報道によると、福留選手は代理人として実績のある「オクタゴン社」と契約をするようです。大リーグとの交渉では福留選手の力強いパートナーとなることでしょう。

 個人で契約書の中身を確認したり、金額のネゴシエーションをするのは大変ですから当然の流れでしょう。権利の主張は代理人を通して行なうことで感情的な対立を回避できます。

 住宅づくりも、建築設計事務所に依頼してください。契約書の中身をチェックしてもらったり、複数の工務店に見積もり依頼をしたりと言った面倒な作業の代行をします。誠意のある工務店を紹介することも出来ます(笑)。

 近所の工務店に相談してから、どうも高いような気がする・・・・と不信感から対立してしまう前に、専門家(建築設計事務所)に依頼することをお勧めします。

 

 

 

 





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最終更新日  2007年11月13日 05時19分38秒
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