テーマ:家を建てたい!(9925)
カテゴリ:住まいの設計
工務店に見積もりを依頼した、という方のご相談に対して、工事範囲つまり見積もりに含む範囲、言い換えれば契約に含まれる範囲、はどこからどこまでか、という情報を書き出しています。
そーすると、コンセントの場所とか設備の配管ルートとか、使用材料の一覧表とか作らなきゃいけなくなり、図面も書いてます。 というか、書式がいろいろあると無くされても困るから全部図面に書き込んでます。 外部の仕上げやインテリアの仕上げは仕上げ表に書きます。 構造の仕様は構造図面に書きます。何の木を使うとか、コンクリートの強度はどーして欲しいとか、金物は何をどこに付けて欲しいとか、そーいうのです。木工事の構造耐力上主要な特記仕様書というのがあるので、それも活用。 工事範囲は造成に関してとか、外構に関してとか、手続きに関してとか、電気設備や給排水設備やガス工事なんかについて、どこまで工事して欲しいか、ということを記載します。 特記仕様書と合わせてこういった工事概要を作ることで図面の足りない部分を補う作戦です。細かい図面まで一式を設計事務所に依頼していただければいいのに・・・・と思います。 本当にこのご家族、ちゃんとした家づくりが出来るのかな・・・・・。 建築士が介在しない以上、頼みの綱はお互いの信頼だけです。 建築主も「ここはやってくれないの?」と思っても、図面が揃っていない以上「お願い」こそ出来ても「不信感」を持つのは虫がよすぎるでしょう。 工務店も恐らく「一式」で見積もりを出さざるを得ないでしょうし、お客様のご要望が「一式」の中に入っていようといまいと、何とかしてあげるよう努力してあげて欲しいと思います。 家づくりって大金を掛けるものですから、建築士に頼まないなら工務店に細かい図面を書いてもらうなり、分かるまで説明してもらうなりの工夫が必要です。 天竜スギとしっくいの家 オープンハウス のご案内 12月12日(土)午後2時~ 12月13日(日)午前10時~ 午後2時~ →詳細 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年12月04日 11時02分23秒
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