テーマ:家を建てたい!(9925)
カテゴリ:住まいの設計
地元の木を使って家を建てると(リフォームすると)国からお金が貰えるというニュース。 日本は国土の約7割弱が森林です。 日本の山に木がいっぱい有って(余っていて)、 どーして日本の木を使うと補助金が貰えるのか? と思う方もいるでしょう。 山にいっぱい木があるんだけど、何かに利用しようとするなら 切りっぱなしと言う訳にはいかない。 まっすぐの木、太い木が欲しいなら、そういう木になるように 育てなきゃいけない。 山に苗木を植えて、丁寧に育てて、切ったら、 それを山から降ろさなきゃいけない。 切られた木は人間が使えるように乾燥させて、 乾いたら適当な大きさに切って市場まで運ばなきゃいけない。 自然の恵みを受け取るって、案外大変なんです。 そして、こういう大変な仕事をしようと思う人もあまりいません。 林産業は高齢化しています。 外国のように機械による合理化も進んでいません。 日本の林業は、良く「疲弊している」と言わているのです。 消費者への補助金という方法が、林業従事者へのカンフル剤になるのかどうかは 議論があるところでしょうが、 こういうニュースが皆さんのところに届くことが 今はひとまず大事なことなのかな、と思います。 時事ドットコムより引用 http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2013030800350 木材版エコポイント開始=4月から、新築30万円分-林野庁 林野庁は8日、スギやヒノキといった地域材を用いた新築住宅などの購入者に、「木材利用ポイント」を発行する新制度を4月からスタートさせると発表した。木材版のエコポイント制度で、ポイント数に応じ、農産品などと交換できる。国産材の利用促進により農山村地域の活性化などを図るのが狙い。 ポイント発行は(1)柱など主要構造部に地域材を半分以上使った住宅の新・増築(2)住宅の床や壁に一定以上の地域材を用いた内外装工事(3)木製品の購入-が対象。1ポイント1円相当とし、新築住宅で30万ポイント、内外装工事では最大30万ポイントがもらえる。新築時に対象となる内外装を施せば、最大60万ポイント取得できる。(2013/03/08-11:20) 林野庁 http://www.rinya.maff.go.jp/j/riyou/point/index.html 木材利用ポイント事業の概要について (PDF:121KB) http://www.rinya.maff.go.jp/j/riyou/point/pdf/130308-01.pdf 木材利用ポイント事業の概要について(プレスリリース) http://www.rinya.maff.go.jp/j/press/riyou/130308.html
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最終更新日
2013年03月10日 20時04分36秒
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