テーマ:家を建てたい!(9925)
カテゴリ:家づくりのお金
住宅ローンについて お客様からアドバイスを求められることは あまり無いです。
この建築士さん、あんまりローンについて詳しくなさそう・・と思われているのかも知れません。身なりがみすぼらしいし・・。 これまでの経験では、皆様 銀行と相談して決めているようですが、たまにファイナンシャルプランナーさんをご紹介して、家計も含めたシュミレーションをしてもらうこともあります。 そういったプロセスを経て、全体予算が決まってから、その予算の中でいかにやりくりするのか といった仕事が私の仕事でしょうか。 ただ、固定金利か変動金利か、を問われた場合、これまでは固定金利をお勧めしてきました。そんななかで実際にこの10年間の金利の変動状況がどうだったかというと、金利は下がり続けています。 じゃあ、今後はどうなのか というと、問われれば今後も固定金利をお勧めするつもりです。そして「銀行その他金融機関と相談して下さい、場合によってはファイナンシャルプランナーさんをご紹介します。」ということになります。最終的な決定はお客様自身にお願いすることになります。 建築士は設計や現場の監理、予算の管理は出来ても、お客様のローンの支払方法については 専門性を欠く職種です。 その上でローンについての考えを聞かれれば、当然リスクの少ない固定金利をお勧めする、ということになります。変動金利をお勧めするのは私にとってはギャンブルをお勧めするようなもので、他人にお勧めするつもりにはなりません。 BLOGOS に 2014年7月22日放送のワールドビジネスサテライトに対するご意見が載っていましたのでご紹介します。 「ワールドビジネスサテライトにモノ申す。」 BLOGOS 中嶋よしふみ 2014年07月25日 先日7月22日、テレビ東京系列で放送されている経済ニュース番組「ワールドビジネスサテライト(WBS)」で住宅ローンに関する特集が報じられた。 (中略) 特集の最後に出演したファイナンシャルプランナー(FP)のコメントがあまりに酷い。ほんの数十秒程度だったが、これは一言物申しておかないと勘違いする人もいるかもしれないので、間違いを指摘しておこう。 筆者である中島氏によると、番組に登場したFPさんは、今お勧めするのは「10年固定」で、これをお勧めするのがFPのセオリーだと説明したようです。 中島氏自身は10年固定ローンをお勧めしたことはなく、それをセオリーとする通説も聞いたことがない、と書きます。 中島氏の考えは、 ファイナンシャルプランナーは相手に合わせたアドバイスをするのが本来の姿だ。 金利変動リスクを取れるのなら変動金利でもいいだろうし、リスクが取れないのであれば 固定金利を選んだほうがいい。 どちらか一方が万人にお勧め出来る、という事はない。 というものです。 そして FPといってもピンからキリまで様々で、住宅ローンについてもFPにより意見は様々だが、 金利が上がるときは景気が良くなって給料も増えているから返済額が増えても問題ない……と、 驚くほどいい加減なアドバイスをするFPもいる (金利が高くて景気が悪いスタグフレーションという状況を知らないようだ)。 テレビを見ていた人はFPというのは金利の予想する人で変動金利をお勧めするのが普通なのか、 と誤解したかもしれないが、決してそうではないということは強調しておきたい。 と結んでいる。 建築士にジャッジできる話ではないが、FPさんといっても考え方は色々だということは分かります。 どっちが正しいか、という話ではなく。 ということは、悩んでいる時に、FPさんや銀行にアドバイスを求めれば求めるほど色々な意見をもらって迷ってしまうケースも有る、ということでしょう。 得か損か、リスキーなのか安全策なのか、考え方も様々です。 いっそのこと借り換えと言う方法もあるでしょうし。 お支払いについては やはり 最終的にはご自身で選択するしかないのでしょうね。 http://kato-kazutaka.com/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年07月28日 18時41分26秒
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