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ひつじの日常

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2015年01月05日
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カテゴリ:断熱性能

省エネルギー対策をした住宅のレベルを推し量るのに、「断熱性能」があります。
断熱性能は、昔に比べて高い性能が求められるようになりましたが、未だに法的規制はありません。
建築基準法には断熱に関する項目がないのです。

その代わり、減税などの条件として省エネ住宅の選択肢が有り、住宅ローンの低利の条件とともに、かろうじて政策誘導されてきました。

断熱の手段は、屋根や壁の性能を上げるための断熱材と、窓の断熱に大別されます。
窓の断熱性能も、昔に比べて向上したとはいえ、まだまだ諸外国に比べて基準が低いのが現状です。


低い断熱性なぜ放置、世界に遅れる「窓」後進国ニッポン
2014/11/7
日本経済新聞
執筆 松尾和也/松尾設計室代表

日本の住宅の断熱性能が相対的に低いことをご存じだろうか。部位ごとにみれば窓の性能に大きな課題がある。窓の重要性について啓蒙活動を続ける松尾設計室の松尾和也代表は、「『窓』先進国の欧州に比べればもちろん、日本と気候が近い中国や韓国にも劣っている」と話す。松尾代表に、近年の傾向を踏まえて解説してもらう。

日本は世界から見て、「ものづくり先進国」「超一流の工業国」というイメージがあると思います。しかしながら窓に限っては全く逆で、日本の工業製品の中でほぼ唯一といっていいほど、レベルの低い状態が続いてきました。



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断熱性能を示す目安「∪値」(熱貫流率)は、低いほど性能が良いのですが、日本と他の国では大きな差が有ることを記事は示しています。

∪値

日本   4.65程度(次世代省エネ基準)東京・大阪・名古屋等の地域

フィンランド 1.0
ドイツ  1.3
デンマーク  1.5
イギリス 1.8
フランス 2.1

日本の断熱性能は、普通に建てると 韓国や中国にも劣るレベルなのです。
家の中での温度差による体調不良や死亡事故を減らすためにも、出来るだけ高い断熱性能を建築士に要望して下さい。



丹羽かずたか/加藤一高建築設計事務所
http://kato-kazutaka.com/












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最終更新日  2015年01月05日 09時48分57秒
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