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テーマ:タイ(3327)
カテゴリ:日記
所用で昨日11月16日まで数日間タイ・バンコクへ行っていました。
プミポン国王崩御から1か月が経った街中の人々の服装を観察してきましたので、 これからタイへご旅行に行かれる方の参考になればと思いその様子をお知らせします。 プミポン国王崩御直後に政府からは、 国民が喪に服す服装について黒・白の丁寧な服装との 指針が発表されていました。 ただ国民がいつまでそのような服装をすべきか具体的な期間が 発表されていません。 公務員に関しては1年間黒い服装との指示が出ていて、 在日本タイ大使館とタイ政府観光庁の職員も 日本人ローカルスタッフまで含めて1年間黒い服装を通すのだそうです。 当初、政府からは祝い事などの行事を30日間控えるようにとの発表がありました。 さらに竹亭さんがブログで紹介されていましたが、 11月上旬に政府は、11月14日から娯楽イベントと テレビ・ラジオの通常番組放送を認めることを承認していたので、 30日経過後の11月14日あたりから服喪の服装が緩くなるのではないか という気が私はしていました。 結果は…11月14日前後でとくに変化はなかった印象です。 でも当初の全身黒ずくめといった服装の人は、今では少数派です。 この写真は11月14日(月)夜にBTSサイアム駅で撮ったのですが、 上は黒・白・グレー+下はジーンズやベージュ・カーキなど地味な色 というパターンの服装をした人が多い印象でした。 上は黒・白・グレーの無地の他に、黒・白のストライプや 黒地に白プリントのTシャツも結構います。 また上が紺色も人数は少ないながらもいて許容範囲のようですね。 それらの色を着ていないタイ人は私が見た限りでは 千人に1人いるかいないかぐらいでしょうか。 逆に今でも全身黒ずくめは、年配女性に多く見られます。 また会社で指示されているのか仕事の服装として全身黒の 男女も通勤ラッシュ時間帯には多く見かけました。 そして外国人観光客ですが、日本人はほとんどの方がそういった 服喪の服装に従っている印象です。 しかし中国人のほとんどと欧米人の半分ぐらいは、 気にせずに普通の服装で街を闊歩しています。 こういう時にタイ人はしっかり見ているように思えるんですが どうなんでしょうね。 たぶん服喪の服装以外の格好をしていて危ない目に遭うことは そんなに無いようにも思いますが、ここは国民感情に配慮して なるべく上記の服喪の服装を当面続けたほうが良さそうです。 どうしてもそういった服装ができない事情がある場合には、 左腕や左胸に黒いリボンを付ければまだマシだと思います。 黒いリボンはタイ政府観光庁東京・大阪事務所の インフォメーションカウンターで無料配布しているそうですよ。 (出典:タイ政府観光庁twitter) 服喪の服装は、政府から特段の指示でもない限り、 おそらく徐々に緩くなりながらも来年10月13日まで続くのでしょうね。 また変化がありましたら、当ブログでお知らせしたいと思います。 サイアム・パラゴンのイルミネーションも服喪バージョンになっていました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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