痩 ・ 健 ・ 美 ・ 癒 [ 痩身　健康　美容　癒し のトータルサイト]

以前、大○戸線に乗り換える為、新○駅構内をH子と並んで歩いてた時の事です。『　ALTOIDS食べる?　』と隣りを歩いていた友人H子にさしだした時、男が私達の間を後ろから乱暴にわって入り早足で逃げ去る。『　えっ...?　』っとホンの一瞬固まってしまったが....とっさに『　何すんのよ～チカ～ン！！』と叫んびながら追いかけ、小手ひねり。そして地面に押さえつけた。

帰路を急ぐ人並みから１人の女性が『 私、貴方がこの男にお尻をわしずかみにされたの見たから...今駅員さん呼んでくる 』と走って行った。そしてまた１人、通行人の男性が駆け寄ってきて『 お前何やったかわかってるのかぁ～ 』と私の手から痴漢男をつかみおこし背負い投げ。アララッ...　関節とられたまま地面にへたばる痴漢男は『 痛てｰよ痛てｰよ 』と情けない声で繰返す。『 痛いじゃ　ないでしょぉーーーー!! 』と長京似の普段は大人しいH子が痴漢男に向かって叫んだ。

次に寄ってきたのがおせっかいな、酔っ払いのおじさんだった。そして私のこのバックを掴み、『 お～い、こいつの顔、痛そうだからあんたのこれ敷いといてやれよ。』という。
私は｢あっあぁ～～～」と差し出しそうに...、すかさずH子が『　何いってんのぉ～、この人酔っ払って倒れてるんじゃなくて痴漢なんだよ痴漢！！おじさ～ん。』『　んじゃ、ええわ。』とお酒の臭いと共に消えていった。

５分ぐらいしてから、さっきの女性と駅員さんが来た。追って警察官が来て、一緒に交番に向かう。私は入り口近くの狭～いところで、そして男は別の奥の部屋に連れて行かれ事情聴取が始まった。......身元証人はいる？　何で日本に帰国したのか...まで　事細かに聞かれる。おそらく一時間半ぐらい、その内の４０分は座ったまま待たされた。

痴漢が連れて行かれた奥の部屋とを行ったり来たりしている警官の手にはナイフと小型カメラの入ったビニールが...。男の所持品らしい。ザァーｰｰｰｰｰと血の気だ引いた瞬間だった。そしてもう一方の手には、書類。加害者はもちろんだが、被害者も相手の情報は一切知ることはできない。がチラッっと男の勤務先：羽○空港と書いてあるのが見えてしまった。

『　じゃっ署の方に....　』と隣りのビルへ。移動中も体の震えが止まらないし、男に出くわすのではないかとビクビクしていた。そんな私を察してか『　あっ　男が居る部屋があるから..こっち...』と上の階までわざわざ別の通路を案内してくれた。何人もの被害者と接していればわかるのだろう。それだけ同じような被害にあってる女性がいるんでしょうね。

オフィスの一番隅にあるたばこ臭～い部屋でまた待たされた。しばらくすると私服警官が入ってきて調書を見ながら、さっきと同じ事を聞き始める。
そして、
『　他に証人は？　あの男、反省するどころか、覚えてないって言ってるんなんだよね　』
と又同じことを、あたかも私達が偽証しているかのような疑いの目を向けられる。
『　どうする？　裁判起こすとしても長くかかるし、アメリカに住んでるみたいだし...　...　...じゃあこれにサインして。』
『　男はどうなるんですか？　』
『　身元引受人が来るまでここに居てもらうが、何か要望はある？』
『　はい。示談しますのでお願いがあります。男の勤務先に今回あったことを報告して下さい。』

全くの反省もなく、自分がした事を覚えていないというこの男には、人を介して自分の犯した罪を認識させるしかなかったからです。

結局、５時間も警察にいるはめになり、全てが終わったのは朝の３時半頃だった。友人と私は車で送ってもらい自宅まで帰って来た。
もう二度とこんな経験はしたくない!　

いつもクリックありがとう<(_ _*)>

携帯からも見れます