とんがりチャーチ

今日は日本語クラスの日でした。

９月に新入生二人（しかも男の子！）が加わり、

とても活気のあるいいクラスになっています。

今日はその日本語クラスで１１月、秋をテーマにレッスンをしてきました。




まずは秋の歌。

皆さんは何が浮かびますか？

紅葉や赤とんぼ、秋、夕焼け小焼け、虫の声、、、、、

日本の秋には沢山のいい歌がいっぱい。

どれもこれも秋の風情や哀愁が漂っていて選択に迷いに迷います

選んでいる時も口ずさみながら選ぶのですが

どれもこれも懐かしい歌ばかり。

何十年も歌っていない歌や


メロデイーさえ忘れてしまった歌等も沢山あります。
（村祭りや、里の秋、遠き山に日は落ちて、歌える方いますか？）

クラスではそんな沢山ある秋の歌から

『小さい秋みつけた』と『真っ赤な秋』を先週から取り入れています。




日本の童謡、秋の歌は本当にカラフル。

真っ赤や入り日色、夕焼け色、カエデ色に、イチョウ色。

秋を連想させる色が沢山浮かびます。

私なんかは眼を閉じると

田舎の山に沈む赤い夕焼け、お寺の鐘が鳴る音まで想像できます。



ただ残念なことにここは香港、紅葉はまだ気配すらなし。

いつか６君を日本の紅葉の名所に連れて行ってあげたいなあ。

特に私が仕事で行っていた信州の紅葉は本当に綺麗だった

いつもは寝ているバスの時間も車窓から息をのむ美しさだったもの。

あれを経験させてあげたいなあ。






話がそれちゃった。

小さい秋という歌の歌詞の中に『もず』と言う鳥が出てきます。

今日はそのモズの習性『はやにえ』についてもイラスト入りの説明が出来ました。

モズは捕獲した虫や小動物を一定期間の間

木に突き刺して食べごろに鉈ら食べるというお話し。

少し残酷なのだけど子供達はイラストを凝視。

そういう機会がないとそんな話もしないもん。

いい勉強になったと思います。

その後は秋をテーマにしたイラストに色塗り。

紅葉なんかは緑から黄色、オレンジ、赤へと変化して行く過程を説明しただけで

それは素敵な素敵な秋の色の紅葉に仕上がっていました。

海外にいながらにして日本の四季、感性を伝えて行く事、

本当に素晴らしいです。

来週は焼き芋に焼き栗をゲットして食べさせる予定。

日本の秋、最高です