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カテゴリ:【セミフィクション】無頼控え外伝
「遅い。菅原のトンチキ」
機嫌の悪い川中 「あいつ、足が遅いからな」 英雄が変なフォローを入れる。目はハートマークだ 「また来たぜ」 川中は背が高い。英雄より先に遠くが見える ずんぐりは今度は歩いてきた 「人数増えているじゃないか」 英雄はがははと笑って 「おい。何でこんなオヤジのために闘うんだよ」 と言った 「こういう時は美人のお姫様じゃないのか」 と川中も腕まくりをしてナイスな台詞を言った 「一人頭3人だぜ」 英雄 「よし」 川中 で、乱闘開始だ 「待て待て待て」 おっと、ととと。ずんぐりのこの言葉で急遽乱闘にならなかった 「な、加藤さん。ここは一先ず引いてくれないか。その、そこの及川さんをだな こっちへ渡して欲しいんだよ」 「人数連れてきてそれかい」 川中が言った 「あんたがうちのオヤジに可愛がられているのは知っている だけどな、これはわしらの仕事なんだよ」 及川はその間も田中のバカヤローと騒いでいる 「ちっ、はやくしねえと」 「兄貴、やっちまいましょうよ」 多少でかい新しい奴が言った 「なんなら俺一人で」 とその男が言うと 「こいつ、俺の分な」 英雄のパンチが飛んだ 避けた? 「すげえぞ、こいつ」 英雄とその男は良い勝負だった。というか少し英雄が押されていた ゴッチン 「何やってんだ、馬鹿」 川中が横から相手の男にパンチをくれたのだった その男はよろめきながら立ったままでい・・・やはり倒れた 「強かったぜ」 英雄がかがみながら川中を見上げて言った 「加藤英雄だからって普通じゃねえか。やっちまえ」 ずんぐりの後ろにいた若い奴らは 自分の仲間に結構てこずった英雄をみて安心したらしい そう言うと襲い掛かってきた お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/05/25 01:03:50 AM
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