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カテゴリ:【小説】不動明王
「大丈夫よ。あんた何が分かっているのよ。ここは大丈夫なんだって」
同級らしい少女2人が病院の前で揉めていた ビーグルタイプのクルマが菅谷、鉄、竜の三人の脇を通り過ぎ、女の子達の脇に止まった 「あんたらやな。ふざけたことしいなや。子供堕ろすなんて簡単にさせんなや」 クルマから若い男が5人ほど出てきた その男どもに果敢に少女は叫んでいた 「あの子の声だけしか聞こえねえな。もうちょっと寄るか」 三人は病院前の集団に近寄った 「何だよ、この女」 「同級生なんだけどさ。転校してきて仲良くしたら懐いちゃって。迷惑してるのよ」 「はっ、ははは」 男どもは笑っていた 1対6という様子で向かい合っている 「このメンタ、ちょっとうるせえよな。お前らこいつつれて先帰ってろよ」 長髪のサングラスが病院に行こうとしている女の子の肩を掴んで歩き出すと 他の男たちが関西弁の女の子の腕を掴んだ 「なにすんねん。放しや。その子もや。あかんて、あかん」 さらい慣れた動きだった お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/12/29 11:54:30 AM
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