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カテゴリ:【小説】不動明王
栞が鉄や竜と一緒に連れて行かれたのは、隣の佐山市にある藤本組の事務所だった
「おう、菅谷じゃねえか」 「久しぶりっす、橋本の親分。今日はゴルフじゃないんですか」 「これからだよ。朝早いのは苦手でね」 「実はうちのシマにちょっかい出していた野郎がいましてね。で、調べたらこの街にいるらしいんですが」 「おめえ、うちだって言うのかい」 橋本の眼光が鋭くなった しかし菅谷はあくまで明るく 「いえ。トーシローだったんですよ。で、ひっぱたこうと思っているんですが・・・」 と言った 「なんだ、そういうことか。やれやれ、俺は気にしねえよ」 橋本もにこやかに言った 「ありがとうございます」 4人は事務所を出て向かいにある喫茶店に入った 「聞き込みは始まった頃か」 菅谷がそう言うと竜が携帯を出して 「順調に男の名前が入ってきてます」 と答えた 「にっしししし。警察よっか何ぼか偉いねえ、僕たち」 菅谷の妙な笑い声に栞が 「おっさんくさい」 と突っ込んだ その間にもどんどん竜の携帯が受信している お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/12/29 11:47:27 AM
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