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根津神社



ｎ島論説委員
先日氏神である根津神社に参拝してきました。
この所トラブルがあり、私の中にも荒振る神がいると感じましてね。
いま必要なのは、ガバナンスによる秩序の回復とクールダウン。
権現様と呼んで幼い頃から遊んだ広い境内。
祭の時以外は静寂なのは昔のままでした。

777suga
やはり氏神というのが地域住民にとっては大事なものだと思います。
しかしながら私達の地方ではそういった概念が稀少です。
田舎の方が信心がありそうですが全然ない。
ある人は奇異に映りますね。
何度かｎ島さんとお話ししましたが、東京は信仰心が強いと思います。

ｎ島論説委員
根津神社はヤマトタケルが千駄木につくった1900年という歴史。
三社様や神田明神より古い。
おそらく自然物信仰から道灌や徳川が寄進した結果で、
素晴らしい権現造の社殿と広々として静かな空間がある。
そのぶん祭も静かで、商業的でなく村祭りのように地域につながったものだ。

777auga
村祭りといえば当に私達の地方はまさに村ですが、
祭なんか都市部ではすでに広場でやるしかない。
闘う度に神様が移動したり壊されたりしたからなんですかね。
浅草で初めて村祭を経験した気になりました。あんな経験は初めて。
それまではどこに居ても祭って神を感じるものではなかった。

ｎ島論説委員
浅草は、だれでも賑やかに楽しく迎えれくれるエンターテイメントな神。
神田は都市のもつ荒振る側面とガバナンスの神。
権現様は静かに多くを語らず懐かしさと安らぎを与えてくれる神。
ずっとこの街で暮らしたいと思う。

777suga
私も神をそのように感じたいものです。



太陽の国「鹿角」論説へつづく


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