|
全て
| 徒然奇2
| 【小説】加藤英雄無頼控え
| 【小説】但為君故(完)
| 風来坊の唄
| モリの大冒険~金曜の夜と土曜の朝~(完)
| Jeysomコーナー(旧ギャラリー)
| 【小説】風来坊旅の途中にて
| 【ドキュメント】ハムレット
| 【ドキュメント】細谷十太夫
| 【小説】加藤英雄無頼控え最終章(完)
| 実話控え
| 【小説】恋愛小説?
| 【小説】フィクションアクションハクション
| 【セミフィクション】無頼控え外伝
| 市民Ken
| 【小説】十太夫先生お日向日記
| 片岡さん
| 片岡義男北紀行(北海道2007)
| 嗚呼 先輩
| 片岡義男北紀行(北海道2009)
| 【小説】不動明王
| 【小説】鴉組
| ミステリーハンター
| ちゃーちん
| 武術
カテゴリ:ミステリーハンター
ブログを始めた当初、kazuさんが
「こんな事を書くと不気味がられるのですがsugaさんは時々霊の話をされますので・・・」 とメッセージを送ってくれた。 それは俺の前世を彼が見たという内容だった。 その内容は実は十太夫先生お日向日記の原案になっている。 前世ではkazuさんは俺、十太夫と美和姉さんの前で子供の時分に死んだ。 kazuさんは十太夫先生お日向日記を読まずしてブログを閉じてしまった。 その頃は霊だの神仏だのは、面白いエピソードの一つだった。 俺にとっては加藤英雄の喧嘩、恋愛小説の恋愛などの続きみたいなもので 「幽霊は見ても信じない」などと適当な事を言っていたものだ。 盛岡に来たばかりの頃、その日やたら通り雨に会う俺は(俺以外は濡れていないの) 「あっ、三社祭か」 と、たまたま近くにあった桜山神社に行って 「神様も仏様も友達みたいなものだろうから、ぜひ忘れていない事を観音様に伝えて欲しい」 などと、これまた驚くべきお参りをして、 それこそ俺につきまとっていたドラえもんが出しそうな小さな俺専用の雨雲が無くなって 「やはり伝わったか」 と納得したものだった。その程度だったのだ。 今思うと桜山神社の神様が苦笑いしながら 「分かった分かった」 と、伝えてくれたのかもしれないし、 本当に神社仏閣というのは神仏の送受信機なのかもしれないし、 やはり気のせいかもしれない。 1ヵ月前の夢だった。4月28日だったか。 「sugaさんsugaさん。起きて起きて」 夢の中だが子供の声で起こされた。 「今度八幡宮では、神様が交代したから遊びに来て」 貴族の衣装のようなのを着た子供が俺に話しかけてきた。 ヒラヒラと飛んできた。 「ええっ、あの神社のスラム街だろ。嫌だよ。近寄りたくない」 俺は10年前に行った時に、 表の綺麗さとちょっと脇に逸れたところの汚さに気分が悪くなって 以来行っていないのだ。しかも悪口を言い歩いていた。 「今度交代したから来て。それとこの刀をあげる」 俺は八幡様がどうであろうと刀には興味があった。 あげると言われた刀を抜いてみる。 「玩具の刀じゃないか」 スカスカの演劇で使い古された刀のようだった。 「ガタガタだよ。もっと立派なの呉れよ」 「ええ~っ、そんな事ないよ。とにかくあげるから。えへへへ」 なんともも可愛らしい子供だ 「ま、分かった。気が向いたら行くよ」 「チャンと来てよ」 また飛んでいった。 実は今思い出したが、この2日後ラクシュミーさんに会って、 俺はこの話をしていた。 しかしどうにも漫画チックで南無八幡大菩薩って感じではなかった。 で、昨晩だ。 「く、苦しい」 薄暗闇の中で首が物凄く痛い。 俺は社殿の中を歩いていた。 「本当に変わったから来てよ。もう悪口を言わないで」 あの時より少々低音のあの子供の声がした。 そう、俺は盛岡では有名な八幡祭でさえ軽蔑して 「あんなものやってどうするんだ」 と俺を誘ってくれた人にも文句を言っていた。 「行きたくない」 苦しくて俺は腹立たしかった。 「来てよ、絶対だよ。ぜ・っ・た・い」 目が覚めた時には忘れていた。 今日は接骨院に行き、天気が良いのでどこかに行こうと思ったが 「金も無いしな」 と言いながら 平田篤胤 古史徴開題記 買ってしまった。 サウナも行って、では、と帰ろうとしたが、 中々クルマが家に向いてくれない。 折角ついた知識で読もうと思っていた 帝都幻談(下) に届かない。 その時に先の夢を思い出したのだった。 仕方ないなあ、と思いつつ行ってみた。またまた18時過ぎだ。 n島さんの指摘通り、古社は西向きだ。 「無い、無い無い」 俺は真っ直ぐ神社のスラムを探したが無かった。 「おいおい、本当だったのかよ」 本当にスラムが無くなって綺麗になっていた。 前のように偽善的な雰囲気もない。 呪いの石も前のように本当に不気味ではない。 どこか神々しかった 一番落ち着いた「健康神社」 中々立ち去れなかった。 隣は気付かず中を覗いたら菅原道真公であった。 「変わったな。本当に変わった」 ここまでくれば、あの子は八幡様の使いだろうと思ったが あの軽さと模造刀だ。 「ははあ、使いの狐か」 などと思っていた。 俺も随分ミステリーハンターで研究した。 笠森稲荷神社の狐によく似ていた。この狐さん、なんとなく猫っぽい。 「あの可愛い子供は八幡様の眷属なんだな」 稲荷神社の横にいた猫 さて、今これを書いていて、 ネットでその子供に似たような姿を探していたらビックリ!? 俺は何かの眷属を期待していた。 この人この人 童子八幡神 着物はもう少し模様があったと思う。 ま、まあ・・・かなり失礼な事をした しかし俺に赴任連絡を寄越すとは、一体どういう事なのだろうか。 またまた何かのメッセージか。 これもまたn島さん預かりということで、 俺は心安らかに寝よう。 人気ブログランキングへ くる天 人気ブログランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ミステリーハンター] カテゴリの最新記事
|
|