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2011/01/15
カテゴリ：ミステリーハンター
【ﾐｽﾃﾘｰﾊﾝﾀｰ】対談「今年最初のミステリー上」続き
777suga 実はですね、ついさっきですよ。 先日、もう驚くほどの金額で買った菅原道真事典の130ページに将門公が記されていて 不思議に思っていたところでした。 怨霊から御霊信仰に変わった、改革の挫折者として共通しているとありました。 菅原道真は有名な割に研究されていませんね。 結構文献が残っているからでしょうか、生家以外ははっきりしていますよね。 恐らく藤原氏も文献改竄をしたのですが、恐ろしくなって戻したのでしょうね。 n島論説委員 アマゾンで菅原道真を検索すると意外に少ないですね。 また祟り神ムー的なのも少なく、 外国文化の導入者や財政改革を行う政治家としてなど色々な側面がある。 確かにだらだらやってた遣唐使を意味なしと見切りつけるとか改革者なのかもしれません。 番 茶太郎 改革しては挫折しているある男のパターンを思い出しました。 777suga 誰だ？ 番 茶太郎 お前、いつもそのパターンじゃないか。報われないよなあ。 n島論説委員 こんなの有りましたが、会長のいってたのこの会ですね。12000社ってすごい数です。 全国天満宮梅風会 野見、土師氏の祖神であるアメノホヒは天照の命で出雲にいき出雲側についた。 武蔵の国造エタモヒの祖でもあります。 武蔵の神社にも祀られているのですが、東国に出雲からやって来た部族を思わせますね。 777suga 出雲巡りとｎ島さんはおっしゃった。 私が東北から出て埼玉と千葉に住んで、大手町の会社に通って浅草で仕事をしたという 何とも出雲から東国へ出てきた怨霊群の逆パターンではないですか。   n島論説委員 レポートにあった苗字の分布ですが、岩手には千葉さんが多くないですか？ 千葉県の千葉氏は桓武平氏で将門の流れだそうです。 そういえば、千葉道場の北辰一刀流は、将門と同じ妙見信仰じゃないですか。 その別れで陸奥千葉氏というのもある。 また、岩手にはなんとか館という名も多いそうです。鹿角四十ニ館を思い出しました。 777suga 私の故郷の岩手県磐井郡は元々千葉氏が治めていました。 最終的には南部氏が勝って陸奥六郡が南部氏が治めると秀吉が認めて今の状況です。 一関自体は伊達氏が田村氏に支藩を当てましたが。 平田大人も将門公の子孫と称していましたよね。 そうして将門公の人形と一緒に花見をしたとの記述もあります。  千葉周作の叔父さんの家が新一関の南端にあります。 そうだ、ｎ島さんには平田大人の家跡も教えていただきました。 沿岸沿いには中館が多い。 番 茶太郎 シェイクスピア・カンパニー主宰のsugaさんの師匠も下館先生ですね。 777suga まさに俺って逆パターンじゃないのか。 桓武平氏や土師氏、菅原氏の歴史は今の関東で公式には終わっている。 終わっているというか、更に行った東国では目立った何もない。 俺、２０代の時に転勤ばかりしていて、その土地が戊辰戦争所縁の地ばかりで 「五稜郭に行ったら死ぬかもしれない」 なんて思っていたけど、 「出雲に行ったら死ぬかもしれない」 に変更だな。 番 茶太郎 歩いた先が戊辰戦争関係だったから幕末ハムレットができたって言ってたものな。 777suga 早速計画してみるかな。 さて、あながち呪いが創った日本と云うのも、 そうなのかもしれないな、と思いますね。 今のパワースポットブームも、たとえ仕掛け人が居たとしても、 霊性の揺り戻しかもしれません。 n島論説委員 パワースポットブームですが、日本人の自信損失と関係があるのかもしれません。 洋服きてイギリス式の工場つくってユダヤの金融学んで アメリカのエンターテイメントで遊んで。すっかり西洋人だと思ってたら、バブル崩壊。 クールジャパンの話でもあったのですが、 かたや文化的にも近い数千年の歴史をもつ超大国が 眠りから醒めるようにアジアを意識させる。 日本人のアイデンティティを振り返る時なのかもしれません。 ミステリーハンターの、 「日本人はどこからきてどこにいこうとしているのか？」 という問いです。 また再生が必要なのです。 番 茶太郎 土師氏、菅原氏、桓武平氏とキーワードがまた増えましたね。 「日本人はどこからきてどこにいこうとしているのか？」 に向かって 今年もミステリーハンターは、既にミステリーを増やしています。 収斂する時が来るのか。 777suga この記事を現在のミステリーハンターの出発点としています。 【ﾐｽﾃﾘｰﾊﾝﾀｰ】ｎ島論説委員「ミステリーハンターとは」（2010/05/08） そうすると私達はまだ1年も経っていない。更に今年はまだ二週間しか経っていない。 すごい事だと思いませんか。加速していますよ。 人気ブログランキングへ 日本の新進作家展vol.9 「ニュー・スナップショット～輝きの瞬間～」 中村ハルコさん作品出展されます。  会 期： 2010年12月11日 ( 土 ) ～ 2011年2月6日 ( 日 ) 場 所：東京都写真美術館 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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