soul-eye

「クルマが出た」
やっと駐車場からクルマを出せた。
ギリギリギリ
「あれれれ」
ハンドルがやけに重い。
バーストしていた。
「どうして雪から脱出しただけなのにパンクしているのだ」



氷柱が陽射しで融けるたびにまた凍る寒さだ。
駐車場の雪が氷化してタイヤに引っ掛かっていたのだな。

接骨院には時間が無かったのでタクシーで。
どうせ危険な裏道だ。自分のクルマでは灯油を買ってきて
接骨院にはタクシーで行く予定だった。

帰りは久々に昔気に入っていた喫茶店へ寄り歩いて帰ることに。
途中に八幡宮があるので寄ってみた。



な・ん・だ・こ・れ・は

らき☆すたと鷲宮神社の成功を意識したのか。
しかし一体何の神様なのだろうか。

八幡様は人だらけなので、菅公に挨拶したあと笠森稲荷神社でお参り。



稲荷神社の参道から帰ろうとしたら転んだ。
「ついてねえ」
転び方も凄いユックリで、普通ならどこか取っ掛かりがあり立ち直るのだが
どうしようもなく“確実”に転んだ。
「危ないよなあ」
これ以上歩けようもなく、仕方なく戻り探索。

笠森稲荷神社の裏に繋がる道があったので行ってみると、
多分本殿なのか・・・

　

「八坂稲荷神社って聞いた事あるな」

笠森と八坂？？？

大神は狼に通じ、稲荷大神は鎮守地域の動物達の神様でもあるらしい。
ペットなどが飼われている家の子どもが病気だったら
「うちのお兄ちゃんの病気を治してあげて下さい」
という願いなどを聴いてくれる神様だという。
これは由来などには書いていない、妖怪横丁の話だ。

で、稲荷神社の参道は歩けないので護国神社へ。



「あっ、また」
見ろよ。これが俺が八幡様を気に喰わない理由だ。

今の時期人が行かないところはこの通りだ。

　

俺は近づいてみたが、屋根の雪の重みで歪んでいるようだ。
歩く道もない。
護国神社方面は初詣も何も関係ないだろうが、八幡宮境内になるのだろう。
こうしたところに信仰のいい加減さが見える。
どちらとは言わないが、この写真の片方は神明社だ。
天照大御神なのだ。一応日本の主神のはずだぞ。だがこの通りなのだ。
三本の参道を横切るところにあった神様のスラム街がなくなったと思ったら

【ミステリーハンター】神仏のメッセンジャー２

まだこの程度か。
これは反乱か？？
反乱なら・・・黙っていて上げる。

来る度に文句を云われては八幡様も気の毒だが
もし本当にここを大事に思ってお祭りを楽しむなら
こういうところも大事にしたいものだ。

結局住民も信心とかではなくエンターテイメント、
宗教者も神社庁や天照大御神も関係なく商売かと、
そう思われたら哀しいものだ。

これは反乱か？？
反乱なら・・・黙っていて上げる。

決してクルマを買い換えなければいけない状況になった八つ当たりではない。


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