soul-eye

岩手山インターチェンジの、俺すら残す
ぬるいラーメンとまずいミニとんトロ丼でますます不機嫌になり
当初は松川地熱発電所を目指していた俺だが
３０分足せばよいだけなので鹿角に向かった。


（こちらは無邪気のハムカツ。ここまではベストだった。２周年おめでとう！）



天気はまずまず、大日堂では曇天から晴れ間が出てきた。




よく見ると大日堂は牛が結構居る。



昨年は気付かなかった事だ。
昨年はここには安倍、阿部姓が多く、安倍一族所縁の地である事を思わせたが
この一年の勉強で
「むむっ、もしや菅公、土師氏に関係があるのでは？」
などと。認識していない事は認知できないとはこの事で、見過ごしていたんだな。

帰ろうとしたところ物凄い咳が出てきたので、
「おえっ、まだ何かあるのかよ」
吐いた。
おおっ、久々の大国主の光線。
思えばこれがミステリーハンターの本格化の始まりだった。



twitterに四苦八苦していると子供に挨拶された。
雷公、つまり菅公の声がしてきた。
「では帰るかね」
大日堂からの景色も素晴らしく、俺は機嫌を良くした。

折角ｎ島論説委員に紹介されたラーメン屋を見つけたにも関わらず
残念ながらクルマに乗ったが、菅公の声に送られ良い気分であった。

ちょっと走ると・・・

「いやいやいや。本当に雷天神だよ」
凄い土砂降りになった。
「いかんぞこれは」
俺は公民館みたいなところの駐車場に緊急停止した。

facebookにこの経緯を「突然の土砂降り。ついていない」と書いていたのだが、
ｎ島論説委員より、「いつもの龍神様ですよ」とコメントが入っていた。

雨が止んできたので周りを見ると、俺が停まっていたのは確かに公民館で
隣は実は神社だった。神社の看板（？）は無かった。
「折角だから由来でも」
道路わきに出て読んでみると、川原稲荷神社とあった。

「むかし南祖坊との戦いに敗れた八郎太郎龍が来た時に神々が集まり対抗しようとしたが
稲荷神だけは自分は高いところに居るから大丈夫と集まらなかった。
すると稲荷神のところにだけ雨が集中して、低いところに流されてここに着いた」

俺は爆笑した。
何とも愉快な神様ではないか・・・？？

「いつもの龍神様ですよ」

あれ？

「いつもの龍神様ですよ」

あれ？

「いつもの龍神様だってば！」（とは書かれていない）

秋田龍神伝説

盛岡につくころにはすっかり晴れていた。

俺一人にこんな広範囲で雨を降らすわけはないよな。

浅草の金龍の降らせ方がまだ丁度良い。