soul-eye

首がどうにもいかん俺。朝は接骨院へ。
これまでの雨が嘘のような天気。



そのまま帰るのも天気が良いので走ってみた。

実は昨夜の夢にやたらと龍が出てくるので龍にまつわるところと思ったが
水のそばは龍だらけ。

で、メイサを聴きながら走るのも悪くないと思ったところ、
昨年喘息が出た時に早池峰神社で楽になったのを思い出し進路を決めた。

その前に・・・
一関の祥雲寺に墓参りをしたのは昨日。
ここには転輪蔵というマニ車のようなものがある。
それを知ったのは父の葬儀の時に、妹の嫁ぎ先のお父さんから教えてもらった。
お父さんは、俺がそれを知らないのにずいぶんビックリしていたが
俺はお父さんに聞くまで、うちを臨済宗ではなく浄土真宗と思っていたのだからもっと驚きだ。
これでﾐｽﾃﾘｰﾊﾝﾀｰとは呆れてしまう。
確かに読経が呪術的であるので不思議には思っていたが。

昨日は経蔵が公開されていなかったので隠し撮りをした。
撮れるとは思っていなかったがね。
道教的ではないか。中国的か。



大迫の早池峰神社だ。東参道からいつものように入る。
流石東参道。太陽真直ぐだ。ふと、秋田唐松神社を思い出した。

ここから流れる空気を深呼吸すると、肺も、
それだけではなく身体の中隅々まで洗われた気がした。



「凄いな」

特にひゅうひゅうと冷気を感じるところがここだ。



本殿にお参りした時に、前回の面白い観音様や地蔵様のあるところを思い出した。

「あっ、行けない」





先般の台風で木々が倒れていて、それが鳥居をすっかり覆っていた。

これは可哀想だと俺は100kgを超える体躯を抱えて飛んだ。
そうして、崩れているオシラサマのような観音様を直した。



ん？これは？？かごめ紋か？

直している時に気付いたものがあった。
どう配置したらよいかわからないので龍にかけてやったが、竹で編まれた五芒星だった。



うちの家紋、梅鉢紋にも似ているので覚えていた。

「これも宿題、と」

水を吐く龍も木で覆われていたが、それは俺の力でも取ることができた。



子供の頃に、病院に行くために乗った電車で拝んでもらったことがある。
俺は具合が悪くすっかり失神状態だったが、
何も知らない俺の脳裏に般若経が金字で浮かんだのを、思い出した。




丹内山神社は大丈夫だろうか。

山は音叉


ああっ！俺は去年の明日、早池峰神社に行っていたのだ！