フィレンツェ名物、リボリータ
リッボリータは平たく言えば洋風おじや。イモ、豆、ニンジン、葉っぱ類と固くなったパン、みんな放り込んで煮込んだもの。見た目は悪いし、おしゃれなリストランテにはないけど、おなかに優しい美味しさ。夏にはパンツァネッラというサラダがあり、これもトマトや野菜に固いパンを水でふやかして絞って混ぜ合わせる、乱暴だけど美味しい家庭料理。 17年前の留学の時、退職した父もこの地で三ヵ月一緒に過ごしました。仲良しでもなかった二人がはじめて親子らしくね。 あれからの17年の月日の早さに驚きながら食事をし、これから17年たったら百歳になっちゃうね、また来られたらいいけど・・・なんて話をしました。おそらくそれはかなり難しいし、人の一生なんて案外あっと言う間なんだわと少し悲しくなりました。 私自身にも、限りない未来はなくて、残り時間、という考え方をすることが少しずつ増えています。。。