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テーマ:介護・看護・喪失(5287)
カテゴリ:水頭症(シャント再手術)
少し日にちがずれてしまったけれど、トマ女さんのお誕生日祝いということでケーキを持って行った。事前に希望を尋ねると、「生クリームとスポンジの美味しいの」という。去年も全く同じ希望を言っていたな。
去年は出かける用事があったから、BEL AMERのケーキを買って、保冷剤でがちがちにガードして隣県まで輸送したっけ。まだ経管栄養から卒業できず、お昼だけミキサー食だったトマ女さん、不自由さの残る手で飛び掛るように食べていたっけ BEL AMERのケーキ 中央のケーキと同じようなフルーツが乗った生クリームのショートケーキと 中央奥のシュークリームを食べました 新宿の伊勢丹にも入ってます 今年はネット検索して探した近所のケーキ屋にしてみました。洗練さではちょっとかなわないけど、丁寧に作られたケーキと生クリームの美味しさはなかなかのめっけものといった感じ。でも、一口大の刻み食を3食自分で食べているトマ女さん、面倒なのか今日は自分の手を動かさない。「美味しい、美味しい」と喜んでくれたのはいいけれど、ちょっと複雑な手ごたえ そして、家に電話がかかってきたトマ女さんのお兄さんに電話をかけるつもりが、なんと携帯を忘れた私、まずは伯父宅の電話番号をトマ女さんに思い出してもらえないか、あれこれ聞いてみる。市外局番は、とても簡単なきりのいい番号だったことは私も覚えているけど、怪しい記憶で躊躇するトマ女さんを無理やり促して、勢いで番号を言わせてみた。恐る恐る掛けてみたけれど、これは間違い もうしばらく頑張ってもらったけど、それ以上無理そうだったので、家にいるトマ吉さんに聞いて、ようやく なんとトマ女さんの第一声は「お宅の番号を思い出せなくってね…」なんて、言わなくてもいい言訳をわざわざしゃべっていた 実兄の励ましの言葉や電話を掛けるという行為はとってもいい刺激になったようで、声もしっかり出したし、前後関係を把握しようとしたり、話すことを考えたりと随分頑張ってくれた お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.08.21 22:15:12
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