先週金曜のDr.面談を踏まえて、今日は医療相談室のソーシャルワーカーさんとの面談です。またまたトマ吉さんとがん首揃えて病院に行ってきました。
この「医療相談室」というシステム、本当はとてもありがたいもので、特に2軒目のリハビリ病院のソーシャルワーカーさんにはいろいろとお世話になった。最近は「医師不足」や「医療崩壊」の問題の方が多く、リハビリ日数制限の問題はあまり表立った動きはないようだけれど、1年前には、いつリハビリ打ち切りで追い出されることになるかとヒヤヒヤしながら、今後の相談をする必要があったから。とても率直で行動力のある方で、医療事務の担当者とも確認しつつ、親身になってアレンジをしてくれた。
少し話し外れるけれど、発症から2ヶ月でないと「回復期リハビリ病棟」に移れないという条件も、問題が多いのではないだろうか?改めて急性期である今いる病棟を眺めてみると、トマ女さんと同室の方は2月入院の方や5月入院の方など、重症の方ばかり。2月入院の方の家族が、転院先が決まったことを看護師さんに告げていたけれど、療養病床なのだろうなぁ。
このところの入退院で、すっかりそれが日常生活の一部のようになってしまった私たちで、しかもこの間入院した病院へ戻るような転院だから、わざわざ日を改めての「医療相談」というのは、ちょっと面倒な気もしたけれど、とてもお話し上手なソーシャルワーカーさんで、トマ女さんにも話しかけてくれたので、良しとしよう
話はまた変わって、敬愛する多田富雄先生の新しい本が出たようだ。ご自身の闘病と問題ある法制度との闘争を新たにまとめられたもの。単に怒りをまとめたものではなく、ご専門である人間を科学的にとらえる眼を持って、人間存在までをも考察されているらしい。私のTO READリストに入れました。