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テーマ:介護・看護・喪失(5287)
カテゴリ:水頭症(シャント再手術)
予定より病院到着が遅くなってしまったけれど、OTとSTリハを見ることができた。まだ入院間もないので、いろいろ機能検査をしている感じだ。
ST士はいつも思うことだけれど、コミュニケーション能力が非常に優れた人たち。コメディカルといわれる中でも、リハビリの療法士であるPT/OT/ST士そしてソーシャルワーカーは、特にそう思う。家族からみても魔法のように患者の残された能力を引き出してくれることなど、しょっちゅうだ。ほめ上手、聞き上手、促し上手、そして勿論分かりやすい明確な指示。 トマ女さんもすっかりST士と仲良しになって、名前や住所を書いたり、図形を見てちゃんと「五角形」と答えて、書き写す練習など。昨日は濃い色の出るペンを使ったそうだが、今日は薄い鉛筆だったため、書いていくうちにどんどんずれていく。これも左空間無視のためらしいが、左にずれていっているという不思議。それでも、左にずれるということは、左が少しずつ視野に入っているともいえて、何事もポジティブに捉えてくれるST士はそのことを褒めてくれた。見当識はまだまだ危ないが、記憶については結構きちんと覚えていることもチェックしてくれていた。 一方、若いけれどなかなかしっかりもののOT士は、意外にトマ女さんに手こずっている。ベッドからの起き上がりなども、トマ女さんが行動を始めるまでに時間がかかることは以前からあったが、勝手なおしゃべりを始めてしまう。注意がそれるだけでなく、無関係なおしゃべりは最近の傾向だ。 まったくの家族の主観といったものだが、なんとなくまず信頼関係を築くことが大切なのかもしれないと思ったりする。穏やかに促してくれる人には安心してのせられるトマ女さんだけれど、少し命令的なニュアンスが感じられたり、しつこさい感じになったりすると、家族でも「うるさい」と怒られる。色んなことをしゃべってしまうトマ女さんは、なにか自分がそれだけ分かっていることを主張したいのかもしれない、とそんな気がしているのだけれど...。 私の頭痛は、結局1週間ほどでほぼおさまり、いまのところ再発もない。どうやらこれでひとまず終わったようだ。ご心配頂いた方もいらしたようで、ご報告遅れまして、大変失礼いたしました。もう大丈夫です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.09.11 01:44:02
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