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テーマ:介護・看護・喪失(5287)
カテゴリ:水頭症(シャント再手術)
以前ちょっとお知らせした、10月の旅行の可能性を見るために、今日はリハビリをじっくりと見学。朝10時から1日病院です。
PT(40分間): いつものPT士ではなく、若くかわいい男の子。マット上での準備運動の後、平行棒での歩行練習。支えは殆ど無しで、両手両脚を使って自分で歩くため、かなりゆっくり。折り返しで向きを変えるのに手間取って、結局一往復だけ。車椅子に座るだけでも時間がかかってしまう。これは、トマ女さんの身体にあわせた低い車椅子のため、肘掛も低くて、慎重派のトマ女さんの手が肘掛になかなか届かず、安心して座れないから。「石橋をたたいても渡らないようだったものね」と私が言うと、「性格は変えられないからね~」だって OT(40分間): 生活動作のほうが効果が出るのでは、ということで、洗顔、歯磨きと、車椅子を自分でこぐ練習。回復期リハ病棟の洗面台では、危ないからと普段は水しか出ないのだけれど、水が冷たすぎてトマ女さんは顔を洗おうとしない こういうことは無理強いできないしね。歯磨きはOT士の指摘の通り、「左側は沢山磨いているけれど、右側は磨かない」ので、これも練習。車椅子こぎは、とにかく苦手、というか、やる気がない。それでも、運動量確保のためにも、これは今回はマスターして欲しいもの。 ST(グループST30分、個別20分): 今日から初参加のグループST。本当は4名のところ、一人の方が具合が悪く今日はお休み。男性一名、女性二名のグループです。トマ女さんより積極的におしゃべりをされるお二方ですが、聞いていくと、見当識とかの認知状態は同じようなレベルで一安心。こういう機会があると、同じ病棟の人とも話しやすくなるかも。 「今日は何月何日ですか?」という質問に、もう一人の女性が「何のためにこんなことをやるの?」「つまらない」など、ズバズバおっしゃる。ST士は苦笑しながらも、「病院にいると、日常生活から離れてしまって、季節感とかなくなってしまうから、きちんと確認した方がいいからですよ」と優しく的確に説明をしてくれる。さすがだ トマ女さんは、自信が無いのと初めての参加で声がいつもに増して小さい小さい。それでも「いろんな方がいて、面白いね」とそれなりに楽しんだらしい こういうグループSTは、これからも週一回。初めてのタイプのリハビリで、刺激になるだろう。 盛り沢山の1日に、夕方にはトマ女さんもくたくた。夕食前に少し横になってもらった。ベッドへ横たわる動作はなんとかできる。うーん、「まだまだ」で旅行の結論はまだ出せない状況です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.09.20 23:11:05
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