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完熟トマトの介護&リハビリ生活

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吾が輩は野良猫である ルキシトさん
2007.09.20
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ドキュメンタリー好きの私としては、多少のタイムラグはあるけれど、TBSで水曜深夜にやっている「CBSドキュメント」はお気に入りの番組の一つ。1:55からという超深夜番組になってしまったため毎週は見れないのだけれど…

夕べは「正常圧水頭症(NPH)」を取り上げたものをやっていた。まだ60台くらいの男性2人が、10年以上正しい診断が下されずかなり症状も重くなっていたが、NPHと分かってシャント手術を受けたら、ほぼもとの状態に回復でき、一人は復職、もう一人は自分の体験を語るボランティアやシャント会社のCMに出たりしているという。

先に紹介されたAさんは、10件以上の医者に行って診察を受けたのに、すべて「認知症」と診断され「歳ですよ」と片付けられたという。CTもMRIも一度も撮ったことがなかったそうだ。症状が出てから15年後、やっとNPHと診断され、シャントを受けて運動機能も認知状態もほぼ元通りになったというけれど、15年分歳はとっていることだけはどうにもならない。

Bさんは1回CTを撮ったけれど、画像から診断されなかったという。やはり10年ほどしてからNPHと分かり、シャント手術を受けて回復。復職までしている。

確かにくも膜下出血や頭部外傷、髄膜炎など原因がはっきりしていれば、水頭症の可能性を疑って診断するから分かりやすいのだろうけれど、突発性の場合は診断しにくいことはあるのかもしれない。それにしても、単に「認知症」でかたずけられてCTやMRIを撮る機会もないということ、そしてCTでも診断されなかったというのは問題だ。

しかもアメリカではMRIには2,000~3,000ドルかかるということも、発見を遅れさせることと関係あるらしい。加入している医療保険にもよるのだろうけれど、30万円以上もかかるということ。大変な国だなぁ。

日本でもアメリカでも、「認知症」と診断された患者の約5%がこのNPHであると考えられているそうだ。特に50~60歳台が好発年齢というから、早く診断がつけば社会復帰もできることになるのだろう。

紹介された2人とも、健康な人と変わらないほど回復している。トマ女さんもこのような回復を期待していたのだけれど、な。くも膜下出血による水頭症で、血液を一度でも浴びてしまった脳はダメージを受けているし、年齢も70台だし…。ちょっと羨ましくも見えてしまった。





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Last updated  2007.09.21 00:23:23
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