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テーマ:介護・看護・喪失(5285)
カテゴリ:水頭症(シャント再手術)
香りが漂いだしてもう5日くらいたつから、もう終わりに近いけれど、金木犀をトマ女さんのところに一枝もって行った。我が家の金木犀は今年も良く咲いている。
お花が大好きなトマ女さんは、とっても雄弁になり、話しかけてくれる人に木犀の思い出話を一杯お話した。 今年、私が気づいたのは、確か8日の夕方。庭先に面した部屋の中まで甘い香りが漂ってきた。翌朝、雨戸を開けたときには、爽やかな空気の中で、夕方と違ったすがすがしさのある香りが庭中一杯に広がっていた。 「なぜか夕方香る気がするのよね。」とはトマ女さん。「この香りが好きで、花が散ると、下に金色の絨毯のように丸く敷きつめられるようになって、もったいないからって、それを集めて缶に入れると、もう少し楽しめたのよね。」などとも。 医師との面談の日を調整に来たMSWさんにも、「金木犀もいいけど、銀木犀もあるのよ。」と薀蓄モード。「この辺では銀木犀はあまり見ないけれど、九州には銀木犀が沢山あって、私も九州で初めて銀木犀があるって知ったのよ。」とどんどん話しだす。 「香りはね、金木犀の方が強いかな。花の色とも関係あるのかもしれないけど、銀木犀の方がやさしい品のある香り。金木犀もいい香りだけど、家の娘は『トイレの消臭剤の匂いに似ている』なんていいうのよ…」なんてことまで 確かに、もう何十年も前にそんな話もしたかもしれないけど…。そして、私の記憶も小学校5-6年を過ごした熊本の銀木犀の木立と香りを、懐かしい思い出たどってしまった。 そんなノスタルジーに浸っていると、エスカレートしたトマ女さんは、好きなはずの金木犀の香りも、「ちょっと甘さが強いから…」なんて余計な(?)ことまでしゃべりだす感じに。ま、この辺で収めておいた方がいいでしょう、と、話題を変えました。でも、こんなに沢山説明ができるなんて、ちょっとびっくり 見つけた~銀木犀♪ posted by (C)momo お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.10.24 00:33:38
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