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テーマ:介護・看護・喪失(5285)
カテゴリ:水頭症(シャント再手術)
日曜日はリハビリがないので、家族でできる軽い運動を心がける。
今日は私が着いたときには、テーブル越しに別の患者さんとおしゃべりをしていたトマ女さん。その方とはグループSTも一緒なので、まるで茶飲み友達のようにのんびりと、2人とも笑顔で話していた。「何の話をしているの?」と尋ねると、「孫の話をしているんですよ」とのこと。トマ女さんはまだ声の出方にムラがあるので、なかなかスムースな会話ではないけれど、ちょっといい雰囲気。 この病院では、少し前から「朝の会」として朝食後の時間のグループリハビリとして、軽運動、歌、日にちの確認などを始めている。成果が見えたのだろう、週2回から始まったのが、今度からは毎日になるようだ。社会性のリハビリになるだろうし、患者同士も話をしやすくなる感じがする。 その後、トマ女さんが自分から「トイレ」と行ったので用を済ませてから、気分転換に1階のロビーへ。ちょっとした売店があり、洋服などもかかっている。旅行で久しぶりにちゃんとした服を着たので、お洒落する積極性が出てきたのか、「服を見る」と言い出した。ちょうどいいので、ほんの少し歩いて、立ったままでハンガーにかかったブラウスなどを繰りながら、「シフォンみたいね」とか、「この色はちょっときれいね」とか、「結構いいお値段ね」などとおしゃべり。 それから、隣接する、以前お世話になった老健のケアスタッフの方が見えたのでご挨拶。自宅に戻ってから、骨折、入院などを私が説明し、手術で髪が短いことを言うと、「びっくりするほど短いのよ。今度見せてあげるわね。」などとはっきりしゃべったトマ女さん。 順調順調、と喜ぶ一方、旅行の話は少しずつ薄れてきてしまい、なかなかあれこれの話題を切り替えられない状況も見えてくる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.10.23 10:46:54
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