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テーマ:介護・看護・喪失(5285)
カテゴリ:水頭症(シャント再手術)
インフルエンザの予防接種の申込書と問診表が来ていたので、トマ女さんと一緒に記入に挑戦してみた。
シャントの再手術後、トマ女さんは左半側空間無視がひどく、用紙の記入枠などもずれて認識をしていたので、家族リハビリで書字練習は再開していない。そろそろどうだろうという思いもあったが、いきなりはどうかと思い、氏名や生年月日などはトマ女さんに答えてもらって私が記入し、問診項目も読んでから答えてもらうことにした。 今日は年齢もすんなり。生年月日から入ると大丈夫なのだろうか?「74歳」と書き込むと、それを見て「74歳だって、いや~ねぇ」と自分で苦笑い。 「これまでにインフルエンザ予防接種の後、具合の悪くなったことがある」という質問には、「ある」と答えたので、少し驚いて聞いてみると「熱が少し出た」ということ。「じゃ、『はい』に○ね」と言って、ペンをトマ女さんに渡すと、なんとちゃんと小さい四角にチェックマークをつけることができた。ただし3回くらいはできたけど、次第に姿勢が崩れてしまって続かなかったのが残念。 質問の答えを引き出すのにも手間取ったりしていたから、トマ女さんの疲労度は増してしまい、どんどん姿勢が左下がりになってしまった。この状態を去年いた病院のケアスタッフの方たちが「斜めってる」と言っていたので、つい私たちも「ホラホラ、トマ女さん、斜めってるよ!」などと言ってしまう。最近、何度か左傾気味になるトマ女さんは、これを耳にしては「なんて日本語使ってるの。『斜めってる』なんてどこの言葉なの?」と苦言を呈する。 しまいには「予防接種はしない」なんて言い出してしまった。まず… ちょっと疲れさせすぎてしまったようだ。 コルセットが取れてから、リハビリがハードになってきているようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.11.01 22:47:50
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