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カテゴリ:お国柄色々
気づいたときは見るようにしているのですが、 昨夜の番組:Un oeil sur la planète- Japon : le réveil du sumo ? (France 2)は、 今の日本を結構良く映し出していました。 大体の番組で採り上げる秋葉原や漫画は、やはり含まれていましたが、 (フランスでも日本の漫画は大人気なのです。田舎町のスーパーのマンガ本コーナー にでさえ、NANAやワンピースはじめ少女漫画や少年漫画がたくさん置いてあります。 それこそ懐かしい作品から最新の漫画まで豊富なラインナップです!) 最先端のロボット開発の様子や、日本の一家族に密着して、 日本人の普通の生活?!をちょっとだけ垣間見えるようにしていたり、 日本の高齢化社会の現状を伝えたり。。。 私が特に興味をもったのが、カルロス・ゴーン氏のインタビュー。 フランスと日本の違いとは?という記者の質問にゴーン氏は、 フランス人の労働は、短時間集中型! ヴァカンスを取るために限られた労働時間内で効率良く(←?!)働くことができる。 日本は、1ヵ月もの長期休暇が取れない環境下にあり、そして労働時間が長い。 フランス人も日本人も良いアイデアを思いつくのに長けている。 いやフランス人の方がヒラメキは多いかもしれないが、 フランスの場合、そのアイデアが商品なりに実行に移すのに時間がかかる。 時には宙に浮いたままになってしまう。 反対に日本の場合、1度このアイデアはいける!ビジネスになる!と思うと、 実行に移すまでが極めて早い。そしてそのアイデアを100%活かすべく、 一丸となって社員が動くのだ。。。 だそうです。なるほど~。 確かにフランスは、週35時間労働制で(政府は変えたがっているようだけど) ヴァカンスもあるので、日本に比べると勤務時間が圧倒的に少ないけれど、 それでもフランス経済がまわっている?!のだからある意味凄いことだと思う。 勤務時間が少ない分、お客側からすれば手続きなどで非常に時間がかかるけれど、 勤務先から早く帰宅できると趣味であったり家族と過ごす時間が多く取れたりと、 心のゆとりも生まれてくるように思う。 でも、日本がフランスのように勤務形態を変えることは難しいだろうな… 日本が誇れるサービスや品質をそのままに、労働時間を減らすのは至難な業だろうし、 それに大分考え方が変わってきているとはいえ、家庭はもちろん大切だけれど、仕事第一! 的なところがあるのは否めない。1ヵ月のヴァカンスなんて習慣もいままでないですしね。。。 番組を見終わって、 彼が、いずれ日本に住むことになるのかな? とぽつりと言った。 いや~無理とは言わないけど、 一般的な日本の会社で働くのは、フランス人にはちと酷かなぁと思うのデス。。。 帰宅時間は遅くなるし、祝日は多くても休みは少ないしね。 日本を選ぶかフランスを選ぶかは、 個人個人のライフスタイルや仕事をはじめ自分のやりたいこと次第だろうけれど、 私はフランスでの生活が気に入ってます。 仕事も大事だけれど、家庭や自分の時間がたっぷりもてるフランス~ ゆったりペースの時の流れに一度慣れてしまえば、なかなかいいものです。 後は、私の仕事が決まれば万万歳なんだけどねっ!! ↑応援クリックしていただけると嬉しいです いつもありがとうございます♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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