フランス田舎生活～dans nos campagnes

お久しぶりです
雨が止み、晴れ間が見えたと思ったら、
また急に暗くなり雨、風も強いし、
何とも春特有のお天気の今日この頃です。
気温がもうちょっと上がってくれると嬉しいのだけれど。





さて週末は、
イギリス人夫妻のお家でちょっとしたパーティーがありました。
イースターが近いせいなのか？！一緒にフランス語教室に通っている
マダムが（この間ロスト・シンボルを貸してくれたマダム）お昼でも食べましょうと皆を招待してくれたのです。


おおっ！！これは嬉しいっ♪
どんなお家に住んでいるのかも興味があるし♪

ここら辺りに住んでいるイギリス人の皆さまは、
周りに何～にもない田舎の古い石造りの農家をリフォームして
住んでいるケースが多いのですが、この夫妻もそう！
周りを近所の人が飼っている牛、鶏、うさぎに囲まれて、
可愛らしい石造りのお家に住んでいました。


中に案内されて、足を踏み入れて、もうため息～～。
素敵すぎる～～。


大きなシックなデザインのガスレンジがある使いやすそうなキッチンに、
梁の見える居間には、暖炉に薪ストーブがあって、
趣味のいいアンティークの家具が置かれています。
居間の横には、クリーム色をした素敵なサンルームがっ！！

どこかの雑誌に出て来そうな素敵なお家～～


リフォームにどれくらいかかったのかご主人に聞いてみると、

「いや～～長い間かかったよ」

「何といっても買った当時は、居間の部分が部屋でも何でもなかった状態だったから
ほとんど全部の部屋に手を加えたからね」

「この間、やっと最後のプロジェクトのサンルームが完成したんだけど、
ここまで来たのに９年かかったよ～～」


９年っ！！


おっ恐れ入りました～～。

ついつい、出来るか出来ないかは別として今後の参考にしようと？！部屋の隅々まで目が入ってしまうのだけれど、仕事がキレイ！！まぁ、日本だと当たり前の完成度なのだけれど、ここでだって綺麗に仕上げようと思えば、仕上がるんじゃないの！！と感心し、
すぐ横にいた同じく招待されたイギリス人のムッシューに、そう話しかけてみると、

「ここの家の主人は、非常に完璧主義者なんだ！」

「隅から隅までチェックして、完璧になるまで妥協しないって有名だからね～彼は」

「フランスの業者とイギリスの業者が半々に仕事をしたらしいけど、苦労しただろうね～」

という答えが返ってきた。


なるほどね…
きっとそれもあって９年という長い年月がかかったのでしょう…


完成して間もないサンルームには、ご馳走の数々。
マダムお手製のラザニアやチョコレートケーキはとても美味しかったし、イギリスのソーセージもあった。私が持っていった韓国風ソースを付けた‘から揚げ’も好評だったので、良かった良かった♪


彼も私も日頃そんなに話す機会のないイギリス人の皆さまとおしゃべりして、
とっても有意義なひとときでした。


写真は、窓際で咲き始めたパンジー。





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