液晶生活　デジカメ,Mac,時々ライカ

　今回は「LUMIX G X VARIO 35-100mm/F2.8/POWER O.I.S.」は光学式手ブレ補正「POWER O.I.S.」を搭載しています。35mm判で200mm相当にもなる望遠端では手振れが気になるところですが、今回はこの「POWER O.I.S.」についてどの程度効果があるのか確認してみました。

　作例は「DSC-RX100M3」のレンズ銘板のZEISSにピントを合わせて、「POWER O.I.S.」を ON / OFFで20コマずつJPEG最高画質で撮影し、Photoshopで横幅800ドットに縮小しました。

・手振れ無しと判定した作例


・手振れしたと判定した作例


　シャッタースピード優先AEに設定し、シャッタースピードは1/50秒、1/25秒、1/13秒に設定し撮影しました。

手振れした作例の数
・1/50秒
「POWER O.I.S.」を ON 　　０

「POWER O.I.S.」を OFF　１５

・1/25秒
「POWER O.I.S.」を ON 　　３

「POWER O.I.S.」を OFF　１８

・1/13秒

「POWER O.I.S.」を ON 　　６

「POWER O.I.S.」を OFF　１９

　「POWER O.I.S.」の効果は高く、シャッタースピードが1/50での低速でも手振れはありませんでした。シャッタースピードが 1/13秒でも手振れしたコマ数は６コマですから、「POWER O.I.S.」の効果は比較的高いと思います。

　「POWER O.I.S.」をOFFにすると、シャッタースピードが遅くなると手振れのコマ数が増えて、1/13秒では手振れの程度に差はあったものの、ほとんどのコマが手振れを起こしました。

　望遠端では200mm相当にもなる望遠ズームレンズの「LUMIX G X VARIO 35-100mm/F2.8/POWER O.I.S.」ですが、手プレ補正の効果は比較的高く、望遠端で手振れが発生しそうな条件でも，手振れをカバーしてくれます。

　また、「POWER O.I.S.」をONにしているとファインダーの画像が安定してブレ無いので、フレーミングもしやすかったのも良い点ですね。