サマーウォーズ
「カワイコちゃんが皮のピッチピチ」に惹かれて「GI ジョー」を観に行ったのですが・・・混んでいたので、あっさり「サマーウォーズ」に変えました。ストーリーは省略しますが、これは 2D のアニメです。狙った年齢層はティーンエイジャーから30代ぐらいでしょうか? まあ、それ以上でも楽しめるとは思いますが、若干人を選びます。アタシはアバターを操ることに抵抗がありません。Second Life にも友達がいるので、「サマーウォーズ」のストーリーをすんなり受け入れることができました。でも、仮想世界に触れたこともない人にとっては、ちょっと「オタクっぽい」というか、「現実離れしすぎてる」という印象になるでしょう。キャラクターデザインはヱヴァンゲリヲンと同じ人です。でも、戦いの場はまるで違います。「サマーウォーズ」の舞台は長野県の上田市にある旧家。戦国時代からつづく陣内家(じんのうちけ)に親戚が大集合して・・・近未来の仮想世界と戦う舞台設定が面白いんですね。アタシは日頃、Google のインターネット制覇に危機感を抱いています。まず「検索」で広告市場を制覇。さらに YouTube を買収して、今では「政見放送」まで流しています。Google Earth, Google Map・・・その勢いは留まるところを知らず、今は世界中の書籍を電子化する「悪だくみ」の真っ最中。すでにテレビや新聞より強い立場にいるかもしれません。「サマーウォーズ」に出てくる OZ(オズ)に似たソーシャル 3D 仮想空間・・・世界中の書籍を電子化し終わり、翻訳システムが成熟すれば・・・たぶん OZ(オズ)のような仮想世界を実現させるでしょう。仮想世界に行けば、なんでもあるという状態です。ショッピングモールやゲームセンターはもちろんのこと、銀行、図書館、コロッセオからカジノまであり、しかも世界中の言葉が瞬時に翻訳されるのです。もう、それほど遠い未来の話でもないでしょう。2020年ぐらいには実用化されていると思います。ということで評価は・・・アニメオタクのみなさんなら B+ の「オススメ」。Second Life などの仮想世界で遊んだことがある人なら B の「普通に面白い」。根っからのアナログ人間のみなさんなら C の「おひまなら」です。