りおくんとアニマルコミュニケーターと
【リオくんとアニマルコミュニケーターと】(長文なので時間がある時に読んでね)ほとんどの皆さんにはナイショにしていたのですが、少し落ち着きましたのでここに記します。昨年12月17日にお店のお客様から1匹の白黒の子猫を譲り受けまして、子供たちが「ふく」と命名しました!それまで我が家にはここ3年で一番最初にやって来た茶トラの「ちゃちゃ丸」、保護施設から譲り受けた白茶の「りお」の二匹の先輩ニャンコがおりまして、「ふく」は3匹目のニャンコでした。最初こそ「ふく」は母親が恋しいのか、寂しそうな鳴き声をよく出してましたが、次第に先輩ニャンコたちと仲良くなってからは鳴き声もなくなり、3匹とても仲良く過ごしていました。3匹仲睦まじい感じはしばらく続くものと信じていましたが、そんな予想を覆す出来事がすぐにやってきました。12月27日月曜日早朝。この日はコンビニ夜勤の日で、6時で夜勤を終えて家に帰ると、我が家はいつもの朝の静けさは全くなく修羅場と化していました。「パパ、りおくんが息してない!」と息子。見るとニャンコが寒い時に寝る姿勢、丸くなってその間に顔を突っ込んだ姿勢、その姿勢のままやや温もりがあるものの冷たくなっていました。嫁さんは懸命に心臓マッサージや人工呼吸の救命活動。息子は涙を流して立ち尽くし、娘は布団を被って泣いている様子。私も帰るなり心臓マッサージを幾度となくやってみるも、所詮素人のやることなので埒が明かないと思い、「病院連れていこう!」と提案。すぐに車の準備をしつつ、嫁さんは心臓マッサージをしながら車に乗り込むとかかりつけの動物病院へ。動物病院へ着いて呼び鈴を鳴らし、インターホン越しに事情を説明するも先生が「準備に30分くらいかかります、ちょっとお待ち下さい」と。待ってる間も救命活動を続けて、やっと先生にみてもらえましたが、やはりすでに亡くなっているとの診断でした。りおくんは推定3才でまだ若いし、これまで特に病気もしたことなかったので、亡くなった原因がわからないまま、ただ悲しみだけが残りました。子供たちにとっても初めてのペットロス体験で、ショックがかなり大きかったと思います。あれから5ヶ月あまり。嫁さんが亡くなったペットとコミュニケーションがとれる「アニマルコミュニケーター」さんとコンタクトがとれて、りおくんについてお話を聞けることになった、と。以前志村けんさんが園長をしていたTV番組「志村動物園」で、やはり亡くなった動物と会話が出来る外国人「ハイジ」さんのコーナーがあって、とても不思議でスゴいことだと思っていましたが、他にもこういう方がいらっしゃったんですね。亡くなった真相を知るチャンス!果たして結果は↓(嫁さんに送られてきたレポート全文)内容表記のご説明太字:コミュニケータが感じたこと動物さんが伝えてきたことで強く感じた箇所「 」:動物さんの発言 ()※:(コミュニケータが感じたもの、追記情報など)***りお君から伝わってくる印象***フレンドリーで物おじしない。おおらかでのんびりしている。どんな猫、どんな人にも好かれる類稀なキャラ。お茶目でいたずら好き、活発。何にでも興味を示す。好奇心旺盛な猫君。ちゃちゃ丸君とは本当の兄弟のように、最高に良いコンビだった。りお君の方が兄貴分的にリードしていて、ちゃちゃ丸君はりお君を慕い、頼っていた。添付写真にも写っている、ロフトの階段を上ったり下りたりして遊んでいる。リビングの窓から外を眺めている姿(お家があるのは、割と賑やかな所)ソファーに寝ている姿を見せてくれる。リビング、ロフト、お姉ちゃんの部屋に、時々帰ってきていると伝わってくる。「まだお家にいるのですか?」「うん。だって僕は大道家のアイドルで、太陽みたいな存在だったから、みんな淋しがっているし(特にちゃちゃ丸君)僕もあまりに突然だったから、本当は今でも認めたくないくらいだから」「お母さんも、なぜ突然旅立ってしまったの?って聞いていますよ」「僕もそれを教えてほしいよ!『えー!っ』て感じだったんだもの。『なんでみんな泣いているの?あれ?僕はどうしたの?なんで僕を僕が、見ているの?っ』て。それからしばらくみんなに話しかけたりしていたけれど、誰も気づいてくれなくてスリスリしても、手で『ねえねえっ』て叩いても、『にゃあにゃあ』鳴いても、誰も気づいてくれない。一週間くらい経って、あ、僕は死んでしまったんだなーってあきらめがついたんだ」※直接の死因は、突発性の心臓発作伝わってきました。スコテイッシュという猫種に加え、お家の中にある植物(猫にとって有害な葉)を普段から齧っていなかったか?齧っていたとしたら、心臓発作を起こす要因になったと伝わってきました。「そうですか。りお君もわからないんですね。今は少し落ち着いた?」「うん。僕は元々明るくてくよくよしない方だからね。だって考えても、どうにもならないことだから」「お外にいた時も、そういう考えで暮らしていたの?」「そう。でもすごくショックなこともあった」「なにが、ショックだったの?」「僕はそれまでよく外に出ていて、ある日も外に出されたから、遊んでお家(アパート)に帰ったら、お姉ちゃん(元の飼い主)が、いなくなっていた」※元の飼い主さんのところへは、メルカリとかジモティで譲渡されてきたが、引越しのために置いていかれたと伝わってくる。「それは大変でしたね。保護してもらって、ホッとしましたか?」「うん。外は寒くて、お腹も空いて大変だったからね。助けてもらったところでも、僕はアイドルだったよー」※大道さんの前にも、決まりかけていた人がいた。「大道家でも、みんなりお君のことが大好きだったって」「うん、わかっているよー。お姉ちゃんはもちろん、お父さんもお母さんも僕のファンだからね。お父さんたちは人を癒してあげているから、僕は笑わせて楽しくして心をほぐしてあげていたんだ」「なるほど。お家の住み心地はどうでしたか?」「明るくて日当たりが良くて、(縦の移動がたくさんできて)出窓もあって、僕たち猫には最高のお家だったよ。特にかけっこするにはね」「ちゃちゃ丸君、ふく君との生活はどうでしたか?」「ちゃちゃ丸とは本当に名コンビだったなあ。いつも一緒に遊んで、一緒に寝てさ。ちゃちゃ丸は、ちょっとビビリな気の優しい猫だからね。僕は、外での経験もあったから、色々教えてあげたんだ(ちゃちゃ丸君はりお君を頼っていた)」「ふく君はどう?」「僕がいた時のふくはチビだったけど、あれでなかなか賢くて、大人になったら確実にちゃちゃ丸より強くなって、陰のボスみたいになるなーと思ってる。僕がいたら、トライアングルみたいで、3人のバランスが取れたよ。こういう話になると、なおさら帰りたいなーって思うんだ」「お母さんに伝えますね。りお君が、また帰ってきてくれるということですよね?」「うん、そうだよ。帰りたいよー!」「どうしたら、りお君とわかりますかね?」「今度もきっと、お姉ちゃんが探してくれると思うよ」以上ご報告いたします。上記のレポートを読んで、信じる信じないは人それぞれかと思いますが、少しでも飼い主さんの心を癒し、落ち着かせてくれる効果は多分にあると思いました。そしてなにより、りおくんは我が家の大事な家族!いつまでもそばにいてくれることでしょう!そしてまた新たに出会えることを信じて。りおくん、ありがとう。