|
カテゴリ:伊勢神宮参拝記・13年8月
内宮の入り口にバスが到着したところで、
希望者のみ、このまま猿田彦神社へ連れていってくれることになり、 50名強の参加者のうち3名だけがバスを降りて 内宮のお参りをされに行きました。 私は猿田彦神社のお参りを希望しました。 猿田彦大神(さるたひこおおかみ)は『みちひらきの神』と呼ばれ、 ものごとの最初に現れ、全てを良い方向へ導いてくださる大神様です。 バスで行ったので、車両の御祓いをしてくださる 車輌修祓所から入りました。 参道の脇に御神酒の樽が飾られていました。 大鳥居のすぐ横に佐瑠女(さるめ)神社があります。 天照大神が天の岩戸に籠られたときに 岩戸の前で神楽をされた神様です。 天孫降臨の際に待ち迎えていた猿田彦大神と 最初に対面された神様でもあります。 神楽をされる神様なので、芸能に縁が深く、 多くの俳優さんや歌手、芸能人の方々がお参りされているそうです。 また、縁結びの神様としても有名です。 佐瑠女神社のすぐそばに さざれ石が置かれています。 たくさんの細かい石が雨水に溶けた石灰岩によって固められ、 大きな塊となったものだそうです。 さざれ石のそばに『宝石(たからいし)』が置かれています。 舟の形をしているこの石をよ~~く見ると、 蛇がとぐろを巻いている姿をしています。 左上あたりに蛇の頭があります。 蛇は金運の神様の御使いと言われていますし、 今年は『巳年』なので、より御利益が期待できそうです。 御本殿。 平日の朝9時台なのに、参拝客が絶えません。 猿田彦大神は建築、方除け、災難除け、 開運、事業発展、五穀豊穣、大漁などの御神徳で知られています。 御本殿の正面に方位石があります。 昔の神殿跡の位置を示しているそうです。 方角を刻んだ八角形の石柱になっています。 この石柱だけでなく、本殿の柱や手水舎の柱など 境内には八角形がたくさんあります。 自分の干支を撫でると良いと言われているため、 干支を彫った部分は見えないくらい薄くなっているものもあります。 参拝客が途絶えた一瞬をパチリ。 猿田彦大神は『みちひらきの大神』と言われるだけあって、 その氣は明るく大らかで、 「万事、心配なし!」と言いながら 見守って下さっている感じがしました。 猿田彦大神の御札と佐瑠女神社の縁結びのお守り、 お札授与所に御神符立てがあったので、 3つ買い求めました。一つ500円とリーズナブル。 これで御神札をきちんと立てることができま~す。 猿田彦神社でのお参りの時間は限られていたので 見学できていない所がいくつかあります。 手水舎の近くに子宝池があるようです。 子宝に恵まれたい方はぜひお参りされると良いと思います。 この後、歩いて内宮へ向かいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[伊勢神宮参拝記・13年8月] カテゴリの最新記事
|